2020-01-01から1年間の記事一覧

転生

毎年、我が家の庭の片隅に野良植えの紫蘇(大葉)が群生している 刺身の付け合わせに、納豆に刻んで混ぜたり、天ぷらにしたり、大葉をふんだんに使って食卓に彩り香りを運んで貰ってる 行きつけの魚屋(魚一)さん コハダを捌いて酢〆にしたのを買って来て …

潮騒

真夜中に目覚めてウッドデェッキに行くと風が強かった 流れ行く雲☁️の間に星の輝きが見える 我が家から海岸までは歩いて3分 真夜中だから車も通っていなく、波の打ち寄せる音が絶え間なく聴こえる 久しぶりに『潮騒』という言葉が過った 高校時代 三島由紀…

関係

世の中には いろんな関係があります 恐竜が滅びたのは樹木から草への進化が関係してゐたとか⁉️ 「原因と結果」の『因果関係』とか 「雨が降れば桶屋が儲かる」という『相関関係』 この『相関関係』を『因果関係』に結びつけて勘違いをさせてゐるのが「新型コ…

自転車🚲

世の中には変人と云える人が大体 20%は居るのでは⁉️ 倚人となると1%かなぁ⁉️ 我が家の周りに2人の変人が居る 一人を「ブルーおじさん」、もう一人を「自転車おじさん」と喚んでゐる この「ブルーおじさん」 あらゆる身近なモノをブルーのペンキで塗り…

悠然たる男

ある本の一節に、『旧字の「藝」の中には「執」という字があって、一途に打ち込むから本物の「藝」であったが、「執」を失くしてから「芸」となり軽薄な芸ばかりになった❗』と嘆いていた 主役を盛り立たせるに名脇役の存在が必須であるように、悠然たる男に…

大人の雰囲気

大人の流儀 作者:伊集院 静 発売日: 2016/08/17 メディア: Audible版 僕自身が僕という木を伐り倒したのが1986年 34歳の時だった その当時サントリー・オールド ウヰスキーのCMに作家でエッセイストの村松友視氏が起用された タンブラーに注がれたウヰスキ…

数寄者

この歳になって漸く遣りたいことが見つかった だが如何せん この田舎では それを遣ろうにも 習おうにも それをしてゐる方も知らず 人見知りで 知り合いも少ないから 門を叩こうにも 何処のを⁉️ということになる 一つは「チェロ」を習いたい もう一つは「茶」…

本物の大人

村松友視著の『大人の達人』なる本を読んでいます 裏表紙に村松氏が表題を英語で記したのが ゛The Masters of Genuine Adult゛ 著書に登場しているのがまさしく「Genuine Adult」 村松氏は現在80歳 著者が思った当時の大人は本物であった あの当時からする…

以前、「アカザ」という雑草が河原に植わってて その脇芽を取り続けたら 背丈が3㍍15㎝まで伸び 高く成りすぎて折れてしまったことがある 翌年、また、アカザが芽吹いたので 脇芽をもぎ取りながら肥料も遣ってたら根元の茎の直径が10㎝ぐらいになった …

絶滅危惧種

生物学の世界では、「生物の多様性を次世代に残すことは現在世代の義務である‼️」との議論がある 倫理学に於いては「義務」の対を為すのが「権利」であるから 義務があれば、当然権利が生じる❗️ この「義務」と「権利」の関係を『互恵性』と云う 「互恵性」…

自由主義と農耕民族

丁度、一年前の今日(9月4日)からブログとTwitterに投稿し出した 実は、僕が投稿しているのではなく、ベトナムのホーチミン市で会社を経営されてる友人に贈っているのを彼がブログとTwitterに転載してくれているんです ブログを調べると、一年間で335…

COVID-19

新型コロナウィルスに関して初期は医学的発言が主だったが最近は経済的な発言が目立って来た❗️ 人類の立場からの論点であるが、生物学的な知見は寡聞にして知らぬ ウィルスの正体を初めて観察したのはアメリカのウィルス学者 ウェンデル・スタンリーが電子顕…

死生有命、富貴在天

永世棋聖の『米長 邦雄』氏は著書の中で「将棋は三手目で決まる❗」と こちらが一手目を打つと、相手が二手目を何処に打つかが分かると三手目が見えて来る 三手目が見えて来ると一手目が変わることがある‼️と 論語の「顔淵」に 『死生有命、富貴在天』と 死生…

新米

昨日、知り合いから「今年の新米が出来上がりました❗️ 注文受けた30㌔×2袋 を用意しています‼️」と 8月中に新米が届くなんて‼️ お米がとれるまでどのくらい日数がかかるのかな⁉️ 「田植えをしてから稲刈りをするでの日数は、場所や水稲の品種によってこ…

炙り絵

小さい頃、冬になると炬燵の上に置いてある蜜柑を絞り 白い紙に絞り汁で絵を描いたりしてた 母ちゃんに 「ローソクで炙って‼️」 この熱波の時に炬燵とローソクの話しは如何なものかと思いますがぁ⁉️ 物理学者であり文筆家でもあった「寺田寅彦」翁の『科学者…

&c.

僕が小さい頃、馬鈴薯(ジャガイモ)のことを「ジャガタライモ」と言ってた❗ 「ジャガイモ」自体はもともと1600年前後に日本に伝来してきた野菜で、オランダ人によってジャワ島のジャガタラを経由して渡ってきた植物で「ジャガタライモ」と呼ばれてて、そこ…

意識

多くの人が自分が見(体験)ているのが現実だ❗と思っていますが、果たして それは真実なのか⁉️ その前提に「意識」が働き、見たくないモノは見ないようにしている❗ 要するに、「意識」=「自分」であり そこには、「無意識」という自分の存在は有り得ない 実…

想定

先週頃から筆がピタッと止まっのは、外務省で国際情報局分析課に在籍中に背任容疑等で逮捕され有罪判決を受けた 佐藤 優氏著の 『この不寛容の時代に』 という本を読みだしたから‼️ 副題が「ヒトラー『わが闘争』を読む」 如何に自分が無知であることを知ら…

こぼれ蛍

ジョージ秋山氏の漫画『浮浪雲』が連載されだしたのは1973年 若い頃だったから、直ぐにのめり込んで人生の指南書の如く思ってた時があった 幕末時代の江戸・東海道の宿場町『品川宿』で問屋を営む「夢屋」の主人・雲(くも)は妻・かめ、11歳の長男・新之助…

考えるナメクジ

自生してたトマトが色付きだして収穫を何日にしようか⁉️と毎日眺めてた‼️ 大葉に隠れてたから上から見るしかなかった❗ ふと、気になって触ってみると下部 2/3がナメクジに食べられてるではないか 急いでもぎ取って2/3を切り取り残りを食した 甘くて旨い それ…

SURVIVING THE CORONA WAR

日本語では 「コロナショック・サバイバル」 冨山和彦 著 冨山氏は著書の中で、『欧米の首脳はパンデミックとの戦いを既に「戦争(War)」と呼んでいる❗️ 短期間で終わる「戦闘(Battle)」ではない❗️』と 僕は当初から新型コロナウィルスはパンデミックでは…

梅雨明け

一難去って また 災難 コロナ禍中での水害 「弱り目に祟り目」とは このことを言うのだろう‼️ 人間が疲弊してると経済までも落ち込んで仕舞う ならば、経済を立て直せば精神的疲弊も良くなるのでは⁉️ 不遜ではあるがコロナ禍の第2波は来ていないのでは⁉️ 敢…

空蝉(うつせみ)

夜中に目が覚めて外に出たら、隣家のコンクリートの壁に蝉の抜け殻と直ぐ上に透き通た熊蝉がへばり付いていた 羽根を乾かしているのだろう 5時過ぎに起きて見たらまだ居た❗ 6時頃には その姿はなく飛び発ってた 『源氏物語』五十四帖の巻の一つに「空蝉」…

観自在

今の時代、どうも「感覚」という言葉が前面に押し出されて、それで解決されている感がある❗ 「五感」とは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚 この五感の中で 人間にとって一番大切な感覚は「嗅覚」なのでは⁉️ 腐った物を口にしないこと‼️ 視覚は眼を瞑れば見え…

緊張

若かった頃、幾度となく仕事で失敗したことや、失敗しそうになる夢を見て寝汗をかいて目が覚めたことを覚えています 「夢に出てきたら本物」とは⁉️ 双子のマラソンランナーとして活躍した宗茂氏が引退後の解説で 「いつ自分が引退する時が来たなと思ったかと…

起業

コロナ禍で「働き方改革」の必要性を頻りに述べられています そこで、今の若い人達が如何なる会社を起業しようとしているのか⁉️ 安田修氏(44歳)著の 『新しい起業のかたち』 「資金がない、人脈がない、アイデアないの3ない状態でも起業できる❗」 とい…

半助

最初に運ばれて来たのが冷たいお茶と「骨せんべい」 注文は一匹入っている「うな重」 左には「肝吸い」椀があり、重箱の蓋を開けると「蒲焼き」がご飯を覆っている 向こうには小皿に香の物(胡瓜の塩揉み) 関西の鰻の捌き方は頭を落とさず腹開き 「白焼き」…

雑感

人生の卒業とは何歳なのか⁉️ 昔から、「卒寿(そつじゅ)」という祝い年があります 「卒」の略体が「卆」であり「九十」と分解できるところから90歳が卒寿 字の中に「漢数字」が入っているのに興味がありました 『染色』の「染」は「木を煎じた中に九回浸…

奇貨

僕は一切 ギャンブルはしないんですが、家主人が競馬が好きなんで たまに中継を見ることがあります たぶん、普通の人は結果を気にしているんでしょうが、僕は馬が「右利き」か「左利き」かを気にして見ています 右前脚が先になってるか⁉️ 右利きばかりの馬を…

この木 なんの木

今日は久しぶりに「水が峠」越えで松山に行って来ました 流石に石手川ダムは満杯で待ち合わせ時間まで余裕があったからダムの傍の休憩所に立ち寄った それからの眺めで目に飛び込んで来たのが目の前にある『合歓(ねむ)』の木 丁度、薄紅色の尖った花が真っ…