食材
本来、七草粥を食するのは旧暦(2月16日)なんでしょうが、いつの間にか新暦で行われるようになった 旧暦で行なうことが植物本来の生育に適っている 昔、芹を摘みに行ってた 湿地帯があって芹とか蕗の薹も自生してた 残念乍ら埋め立てられて芹も消え失せた 芹…
米国か英国かは、はっきりとは知らないが、「人生には3人の友人を持つように❗️」との言い伝えがある‼️ 医者・弁護士ともう一人 証券マンともFP(フィナンシャル・プランナー)との話しもあるが⁉️ 僕には端から縁がない人達❗️ 僕の人生を振り返ってみるに3人…
愛媛県が16年掛けて作ったブランド米 大粒で香りほのか 藻塩を手に取り両手に広げる 「ひめの凜」を載せて俵結び❗️ 藻塩の磯の香りが米と上手く交わり口に頬張ると垂涎の味 岩塩は肉に使い、魚介類は藻塩 去年までは愛媛県産コシヒカリであったが、今年は「…
ホルモンの語源となると諸説あろうと思われますが、僕が腑に落ちた説は藤本義一氏の「放るもん」 必要なものを取った残りは「放るもん」が「ホルモン」になった❗️と で、出来たのが「ホルモン屋」 ラーメン屋さんの出汁には豚鶏牛の骨がよく使われる❗️ とこ…
「しまなみ海道」から少し外れた弓削島(ゆげしま)は、愛媛県北東部上島町にある離島 「国立弓削商船高等専門学校」があり、昔から船乗りに成る学校であったが、今は情報科もあるらしい 今治市からは近いのに訪れたことはなかったし、行きたいと思ったこと…
著名人で食通と喚ばれる人達には贔屓の鮨屋がある 北大路魯山人の銀座「久兵衛」 池波正太郎の銀座「新富寿し」 開高健の銀座「鮨 新太郎」 志賀直哉・山口瞳・司馬遼太郎等もそれぞれの贔屓の鮨屋がある 僕も美味しい食べ物は欲するが、如何せん小食である …
四国は柑橘類が豊富で時期により、スダチ→カボス→ユズとなり、年が明けるとダイダイ→ハッサク→アマナツとなる❗️ 我が店の裏の隙間に偶々タネが根付いたのか4年ほど前からハッサクが実を付け出した 残念ながら去年は何故だか花が咲かなかったから実は成らな…
友人が奈良県に行ったとのことで名物料理の「柿の葉寿司」をお土産として戴いた 今は亡きお袋の大好物でデパートに売り出されていると必ずちゃぶ台に置いてくれてた 現在のような物流網や冷蔵設備のない時代、川を遡って運ばれてくる海産物や塩は海から遠く…
櫻花が散り始めだしたら、春の珍味が出てた 高知県でしか味わったことがなかった「のれそれ」 黒色の小鉢に乳白色の「のれそれ」、それに紅葉下ろしに山椒の若葉が乗っけている 黒・白・赤・緑 柚子ポン酢を掛けて舌に乗せた ちゅるん 噛むと甘味、それに紅…
昨日と今日、お昼の弁当は直ぐ横の土手の階段に座って食べた❗️ 紋白蝶が菜の花を飛び回っている 柳も枝に新芽を出している 川原には「ギシギシ」が葉っぱを広げている この「ギシギシ」の天麩羅が旨いんだ❗️ キャンプみたいな大袈裟な準備なんぞをしなくても…
昨晩の我が家の献立は「おでん」 これが実に手抜きおでんであった❗️ 時間が無かったからスーパーで売っている汁が入っているパックのおでん 卓上の電気小鍋に入れてぐつぐつ煮込む ここからが目が開いた❗️ 串に刺されている牛スジ と、思いきや⁉️⁉️⁉️ こんな…
蜘蛛の巣のを見ていると つくづく自分とそっくり 風が吹けば巣は揺らめいてるだけで頭を下にして動かない 日々の努力とか労働という思考が欠如している 正に、自分と一緒 家主人には、「何も為すな❗️ 動くな❗️」と まるで蜘蛛と一緒 家主人の口癖は 「縁の下…
先月は今治を留守にする機会が二回もあり、行きつけの魚屋(魚一)さんに行けなかった 昨日、1か月ぶりに家主人が買いに行った 魚一さんの店の中に虫籠が5個ほど並んでいたのを見つけた❗️と 何やら赤いのが動いている 大将曰く、「沢蟹」だ❗️と この大将、話…
築地場外市場の入り口の角に店がある 10年ほど前に行って 鮪や鮭をしこたま買って送って貰った それから毎年 カタログが届いている こんな風に店の紹介をしている 「築地で創業60余年『天然・安心・真に美味しいもの』にこだわった天然の鮭専門店です 紅鮭、…
ここ今治地方では「アコウ」と呼ばれている「ギジハタ」 この「アコウ」を昨日、行きつけの魚屋「魚一」さんで生簀から2匹取り出して貰い鱗を取るのを見て我が「目から鱗」も取れた 鱗を取るのが実に早くて、取り残しはゼロ 道具はなんと「金タワシ」 「ステ…
南 伸坊(みなみ しんぼう)氏はイラストレーター、エッセイスト、漫画家で彼の思考・文章・絵は実に爽やかであるが中味は考えさせられることが多い 著書の「対岸の家事」も参考にしている 我が家の冷蔵庫の片隅にひっそりと佇んでいる僕手作りの諸々 ・ニラ…
春の陽気に誘われて山椒の枝から若芽が息をし始めた 我が家には あちこちに山椒の木があって、長いのでは30年を越えり山椒がある 寿命なのか残念なことに2/3は枯れてしまったが今年も新芽を出してくれてる 楽しみは去年戴いた実山椒 小さな小さな木ですが…
また、「あおさ」を採りに干潟へ 満ち潮が押し寄せていたから、海中に漂っている「あおさ」はなく、石にへばりついているのはがり 牡蛎殻で削ぎとろうとたら、あまりにも砂が多いので辺りを見渡したら同じように石にへばりついている褐色の海藻があった 食べ…
内径15㌢ぐらいの南部鉄器のフライパンがあって重宝している 石油ストーブの上に置いて、銀杏を焙ったり、サイコロステーキを炒めたり 分厚いから中々冷めないし、小型ですから そのまま食卓に置いて 戴いています 昨晩は「山芋のふわふわ焼き」 至ってシ…
昆布30㌘・水600㏄・酢大さじ2杯・砂糖・みりん・、醤油各々大さじ2杯・山椒10㌘ ことこと煮込むこと2時間、漸く煮汁が無くなりだしたので一枚味見をしたら、何となく味に奥行きが感じられない⁉️ 先日、出汁を取った後の「茅乃舎(かやのや)だし…
今治市の西の背に朝倉村があり肥沃な土と清流でとっても美味しい米が育つ そこの農家さんが知り合いで去年から玄米を分けて貰っている 昨日、保管して貰っている玄米(30kg)を取りに行った お土産に「干し柿」を戴いた この「干し柿」、そのモノを頬ばる…
我が家では「出汁の日」というのがあり、その主役は『久世福商店の万能だし』 行平鍋に水を注ぎ、「万能だし」を1パック投入 沸騰したら2~3分 中火にする ちこっと藻塩を入れ 柚子の皮を削ぎ切りにして吸い口に 一口 啜ったら、『黒七味』を一振り 忽ち、…
百人一首の97番 権中納言定家 『来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ』 「藻塩」とは、かつて玉藻と呼ばれていたホンダワラなどの海藻から作った塩のこと。淡いベージュ色の藻塩は、海水と海藻のうま味が凝縮した、尖りのない、ま…
昨晩の肴は、「渡り蟹」と「ウスヒラタケ」 蟹は 甲羅の「みそ」を舐めて ひたすら身をほじくり出し 足は押し出しながらチュチュと吸い込んだ 酒のピッチが進まない 次に出て来たのが「ウスヒラタケ」のバター炒め カボスを搾り 醤油を少し 歯ごたえが抜群 …
稲穂の「穂」という字は「すい」とも読みます 花穂とは、花が稲穂のように、長い花軸に群がってつく花序 自生の大葉が白い花穂をつけている 実をつけて来年も そこら一面に芽を出すことでしょう 大葉の花穂を「穂紫蘇」として刺身の「つま」に この時期使わ…
夜の風、虫の声 そして樹木の葉っぱ 葉が黄色や紅色に成ったのを観るのもいいが徐々に変化して行く移り気を観るのも愉しい 櫻の葉、あちらこちらが黄変している 百日紅(さるすべり)も小さな花をつけている 日本の花はおしなべて小さい 豪華ではなく清楚 我…
小さい頃、「魚肉ソーセージ」なるものが おやつにあった 留め金のアルミのわっかを歯で引きちぎりながら食べたのを覚えてる ソーセージという名前なのに肉気はなく、魚のすり身を棒状にしたやつ 蒲鉾にフィルムを被せたようなもの‼️と 要するに、肉の代用品…
今治市の西の山裾に朝倉があります そこに真言宗醍醐派の「無量寺」があります 櫻の咲く頃には、「枝垂れ櫻」が有名で多くの方で賑わいます そこの山門に入り口の横に『不許葷酒入山門」と書かれた石塔が立っています 「葷酒 山門に入るを許さず」 「葷」は…
胡瓜(きゅうり)の『胡』は中国の北方・西方に住む異民族のことを指し、日本の七福神の一柱にも入ってる『ゑびす(恵比寿)』とも読みます 漢方薬の主要生薬の『柴胡(さいこ)』 処方薬の中心的役割を担ってゐて多くの方剤に使われてゐる 小難しいことを書…
我が家の昨晩の料理はアヒージョ 戴いたオリーブオイルが二種類あって、熱料理用とカルパッチョみたいな生鮮食やパンの時に使用するオイル 卓上用の小さなたこ焼き器(7個)に刻んだニンニクを入れ熱料理用のオリーブオイルを注ぐ 具材はサーモンとタコとミ…