日本文化

 規範

「徳」という字の旧字体は「德」 新字体は「心」の上の横「一」を失くした 旧字体の「德」は心の上に「直」 「素直な心で行う」ということ 横「一」を失くしてから内的規範の「道徳」が消えてしまった昨今 外的規範が「法律」ですから、法律に「表現の自由」…

躰道

先日Twitterを見てたら、防衛医科大学校の卒業式があって、ある部活の部員が集まって卒業生を送る写真が掲載されていた その部活の名前が『躰(たい)道部』 娘に訊いたら、「バク転も蹴りも突きもある武道」とのこと 聞いたこともないし、まして見たことも…

焼き肉屋

食事の時の作法として、世界には3つの食し方があります ・手を使って食事をする『手食』 ・箸を主に使って食事をする『箸食』 ・ナイフ、フォーク、スプーンを使って食事する『ナイフ・フォーク・スプーン食』 『箸食』と云っても各国でも違いがあり 一人ひ…

自然と人間

日本人として初めてノーベル賞の物理学賞を受賞された「湯川秀樹」 原子核内部において、陽子や中性子を互いに結合させる強い相互作用の媒介となる中間子の存在を1935年に理論的に予言し、1949年にノーベル賞を受賞 この湯川秀樹氏のエッセイがまた珠玉 その…

庭の飛び石

裏千家の先代 千宗室 現在は宗匠を譲って千玄室を名乗っておられます 玄室氏が宗室を名乗っておられた時に、『無駄には「必要な無駄」と「不必要な無駄」がある❗️』と言われてた 扨、「庭の飛び石」ですが雨や湿気の多い日本で、昔から履物が土で汚れないよ…

空気と感情

僕の中で、評論家と云えば、古くは「小林秀雄」氏、近代となれば「山本七平」氏と「山本夏彦」翁 若い評論家のことは寡聞にして知らない 古人の評論家と喚ばれてた方達は実に和洋の古典を熟知されていて、また、友人・知人達も博覧強記であるが故に錬度は遥…

依り代

今日は旧暦の八月十五日 旧暦の秋は七月・八月・九月 秋の真ん中だから「中秋」 「十五夜」の月は「尾花」と「団子」で祝う❗と 「尾花」は『依り代』で、「依り」とは神霊の憑依(ひょうい)を意味し、「代」は物のこと 河原に行くと尾花(すすき)が頭を垂ら…

空海

空海は、平安時代初期の僧。諡号(しごう)は弘法大師 真言宗の開祖 俗名は佐伯 眞魚(さえき の まお) 法名の『空海』であるが、一説には「室戸岬の御厨人窟で修行をしているとき、口に明星が飛び込んできたと記されている このとき空海は悟りを開き、当時…

肥後守定駒

今日の仕事は 「脱プラスチック」 政策に僕なりの対抗策 竹製のフォークとスプーン 道具は「肥後守定駒」の小刀一本 スプーンの凹みを作るのに難儀して4時間 フォークに4時間掛かりましたから、2つ作るのに8時間 次は竹製のナイフを作ろう‼️と 僕製 ナイ…

高天原

世界を統治する最高神『天照大神』の君臨する場所として位置づけられている尊い場所 「高天原」とは? 簡単に言うと、 高い + 天の + 原 = 高天原(たかあまのはら) 天にある、広大な原っぱ「天の原」から、一段と高みにある尊い原っぱのことですって 僕…

日本伝統工芸展

四国で唯一、毎年香川県で開催される第67回「日本伝統工芸展」に昨日(最終日)行って来ました 美術館や博物館に行くと 僕独特の観賞の方法があります じっくり 見て回り、最後に目を瞑り 思い浮かんだ作品を もう一度観に行く‼️ 良い作品は、こちらを射抜…

祭り

日本には古来から春夏秋冬 多様な「祭り」がありました 京都と云えば『祇園祭』 この祭りの起源は遡ること貞観11(869)年、日本各地で流行した疫病の厄災を除くための祈願 八坂神社の祭神で除疫神である牛頭天王(ごずてんのう)を、鉾で祀ったのがはじまり…

冷凍たこ焼き

冷凍たこ焼きを外はカリっと中は じゅわぁ~となる焼き方がありますが、端から そんな面倒なことはしなくて お皿に乗せてラップをしてレンジでチン ふわふわでじゅわぁ~ 小皿に「めんつゆ」を入れて お湯を少し注ぐ 即席『明石焼き』の出来上がり❗ ほわほわ…

書道家であり、画を描き 詞を添え 新たな書画一体の境地を拓いた『榊 莫山』氏 榊氏は『土』という字をこよなく愛で書いてゐる この歳になると漸く『土』が恋しくなりだした 『陶淵明』の 「帰去来辞」 帰去来兮。田園将蕪、胡不帰。既自以心爲形役、奚惆悵…

皇室

Twitterを見ていると安倍晋三元総理が以下の言質を書かれてゐた 『皇室の存在というのは、日本の伝統と文化そのものなんですよ。今の民主主義とか、今の世界とか、今の世論とか、そういうことではないんです。つまり二千年続いてきた、この仕組みをどうする…

自由主義と農耕民族

丁度、一年前の今日(9月4日)からブログとTwitterに投稿し出した 実は、僕が投稿しているのではなく、ベトナムのホーチミン市で会社を経営されてる友人に贈っているのを彼がブログとTwitterに転載してくれているんです ブログを調べると、一年間で335…

半年 過ぎし折

「寅さん」こと、渥美 清氏(俳号・風天 )が このような一句を遺してゐます 『ゆく年 しかたない 寝ていよう』 先日から隣りの土手を 蜻蛉(トンボ)が群れをなして飛んでいます 初夏ですから「赤とんぼ」ではないんですが、捕らえてみたいんですが虫取網も…

護摩の灰

この機に乗じて、我が『閑話寺』で「護摩祈祷」を執り行うこととなりました つきましては、全国津々浦々の方々から「護摩木」と「ご寄進」をお贈り戴き 小生一人がお堂に籠り ご祈祷致したく存じます 我が『閑話寺』では斯様な説諭をしております 『護魔の灰…

桔梗

この時期に咲く桔梗のことを『五月雨桔梗』と喚ぶらしい 昨日から我が家の鉢植えの桔梗が深紫色の花を開かせました 梅雨空の鬱陶しい時に花先に切り込みを入れた凜さが辺りに涼を漂わせます 『梅雨の雲に その色映るか 五月雨桔梗』 山帰来 「山帰来」と云え…

摂理

五月の初めに乳白色の五葉の花びらを開き、今日見ると直径2~3㌢の濃緑な実を八朔(はっさく)がつけていました 茶室の掛け軸に 『一華開五葉』 が掲げられてる時があります 達磨大使が弟子の慧可(えか)に与えた偈(げ) 『一華開五葉 結果自然成』 「一…

木槿(むくげ)

この季、三本の木槿の幼木を戴き 何処に移植するか思案橋 小林一茶の句に 『それがしも 其の日暮らしぞ 花木槿』 木槿の品種は多いですが、千利休の孫の千宗旦が特に好んだのが、この純白の花の中心が赤いのを『宗旦むくげ』と云われています 木槿は、朝開き…

笑福

河竹 默阿彌(もくあみ)は歌舞伎狂言作者の最後の巨峰 その孫の河北 繁俊 この繁俊が関東大震災のことを 「今度の震災によって、歌舞伎劇は第一にその住ふべき劇場を失ひ、第二に其の観客を追ひ散らされ、第三に歌舞伎劇を構成する所の諸種の材料と、史的、…

心太(ところてん)

むかし、昔、子供が産まれるまで性別を知ることは出来なかった だから、男の子と女の子の名前を考えた 男の子だったら「心太」と ところが、「心太」とは「ところてん」である❗と 漢字は気に入ってたんですが、読み方が「ところてん」ではあまりにも可哀想だ…

北斎と写楽

僕は展覧会に行くと、よく展示品が収載されている写本を購入します 先日から手にしているのが、以前(2006年)愛媛県立美術館で開催された『四大浮世絵師展』(写楽・歌麿・北斎・広重) その四人の中では、東洲斎写楽と葛飾北斎の二人の差違を感じた 写楽の…

人口膾炙

一家に一台 あれば料理の幅が広くなるし、もしもの場合やキャンプでの火おこしにも ピったしの逸品が『ガスバーナー』 魚は皮が しこたま旨い 湯引きをすると脂ぶんが抜け落ちて それはそれで さっぱり感を味わいたい時は うってつけですが、皮にある脂を戴…

背中

ある人がある時、とても清楚で凜としてゐる背中の方を見た その方を訪ねて話しを聴いた しかし、特別な内容の話しでもなく 辞去した 何の気なしに振り返ると その御仁が こちらに向かって「お辞儀」をされているではないか⁉️ 謎が一気に腑に落ちた 「後ろ姿…

絽の着物

むかし、華道の指導をされていた年配の方が来店された時に左手に「鉄仙」の鉢を持って「蒸し暑い折りに少しでも涼しんで下さい」と言われて置いて行かれた 和名は「鉄仙(てっせん)」でありますが、洋名は「クレマチス」 老齢の華道の指導者が着られていた…

稲荷寿司

いつの頃かは定かではないが、小さい時は「アブラアゲ」が苦手であったが、知らぬ間に好物になってゐた 僕が小さい頃は「中華そば」のことを「支那そば」と喚んでゐた 鶏ガラのスープで醤油を割った味だった 所謂、食堂の「支那そば」 陳列には「稲荷寿司」…

ロックダウン

「都市封鎖」が行われたら、都市故の脆弱さが顕著になる このことを「戦後の近代化に拠ってもたらされた❗️」と指摘する人は皆無であろう 戦前、戦中も東京は都市であった❗️ あの頃と現代の違いは何なのか⁉️ 戦後の近代化とは⁉️ 要するに、「核家族」化が進ん…

川原

建築家の鈴木エドワード氏のコンセプトの1つは「インターフェース」、要するに、昔は多くの家にあった『縁側』 内でもなく、外でもない境界域 訪問者が土足のまま座り、お茶を出して世間話をする場所 現代建築は内と外とをはっきりと別けた❗ 外気を入れる役…