クラッシック

数寄者

この歳になって漸く遣りたいことが見つかった だが如何せん この田舎では それを遣ろうにも 習おうにも それをしてゐる方も知らず 人見知りで 知り合いも少ないから 門を叩こうにも 何処のを⁉️ということになる 一つは「チェロ」を習いたい もう一つは「茶」…

パプロ・カザルス

弦楽器のチェロは人の声の音域に一番近いと云われている パプロ・カザルスの『鳥の歌』という演奏を聴いていると胸の奥に溜まってゐる謂うに云われぬ嘆きの声かと⁉️ 宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』の最後の台詞 「あのときはすまなかったなあ。おれは怒っ…

エリック・サティ

環境音楽の創始者と言われるエリック・サティ(1866年5月17日 ~ 1925年7月1日) 今から100年ほど前 サティが画家の友人レジェに 「ねぇレジェ‼️ 世の中の人々は、みんなやりたいことを遣り過ぎるとは思わないか⁉️」と 僕らが親になった頃、ほとんどの親が頻…

《Gymnopedie》

僕と「エリック・サティー」との出合いは遡(さかのぼ)ること三十数年前 その前はショパンをよく聴いてました 62歳で芥川賞を受賞した「森 敦」氏 この方の「意味の変容」を読んで 天地が連なった衝撃を受けました この森敦氏を師と喚んで芥川賞を受賞したの…