大人の雰囲気

 

大人の流儀

大人の流儀

  • 作者:伊集院 静
  • 発売日: 2016/08/17
  • メディア: Audible版
 

 

僕自身が僕という木を伐り倒したのが1986年 34歳の時だった

その当時サントリー・オールド ウヰスキーのCMに作家でエッセイストの村松友視氏が起用された

タンブラーに注がれたウヰスキーの分量は、「シングル」が横にした指1本分、「ダブル」は2本分の幅

そこで、このCMでは「シングル」「ダブル」と言わず

「ワンフィンガーでやるも良し。ツーフィンガーでやるも良し」と言って話題となった❗

開高健氏の本も片っ端から読んでたし、サントリー・オールドではなくサントリー・ホワイトをがぶ飲みしてた

開高健氏が通ってた赤坂のBar「木家下(kokage)」

開高氏はL字型のカウンターの片隅の定位置に座って本を開きながら いつもマティーニを含んでゐた❗と

その定位置のカウンターには今でも 開高氏の口癖の「Noblesse Oblige」(位高ければ、務め多し)というプレートがあるとのこと

伊集院静氏の著書に

『大人の流儀』なる題の本があるので、大人に成り損ねたら我が身にすれば憧れという意味で 今回の題を『大人の雰囲気』にしました

馬齢を重ねて来て、つくづく大人に成るには素養と知識を詰め教養となり それなりの仕事と収入がなければならない❗と

端から、発酵する穀物も菌も無いのにウヰスキーなんぞ出来る訳ない

まして、馥郁たる大人の雰囲気なんて 醸し出せる器さへも持てなかった😣

ウヰ翁🥴