躰道

 

 先日Twitterを見てたら、防衛医科大学校の卒業式があって、ある部活の部員が集まって卒業生を送る写真が掲載されていた

  その部活の名前が『躰(たい)道部』

 娘に訊いたら、「バク転も蹴りも突きもある武道」とのこと

 聞いたこともないし、まして見たこともない❗️

 検索したら動画があった❗️

 僕は空手剛柔流の二段

 この動画を観て驚いた😱❕

 相手が突然見えなくなり、蹴りや突きが入って来る❗️

  空手よりも実戦として勝れていると実感した❗️

  銃器以外の武器ならば勝てる

 兎に角、戦う相手が瞬時に視界から消え失せるんだから、相手にとっては何処を狙えばいいんだ🤯⁉️となる

  接近戦となれば空手の突きがあるし、遠距離からも攻撃出来る❗️

 この「躰道」の動画は衝撃であった

                     躰道

焼き肉屋

 

 食事の時の作法として、世界には3つの食し方があります

 ・手を使って食事をする『手食』

・箸を主に使って食事をする『箸食』

・ナイフ、フォーク、スプーンを使って食事する『ナイフ・フォーク・スプーン食』

 『箸食』と云っても各国でも違いがあり

 一人ひとり用の「箸」や「割り箸」を使って、自分用の「お茶碗」もあるのは日本だけではないでしょうか⁉️

 肉🍗がメインの西洋料理では、「ナイフ・フォーク」が使用されていて、饗された肉を皿に置かれ自分でナイフとフォークで切り分けて戴く

 要するに、西洋の肉料理は自分で切り分けるのが当たり前

 ところが、日本の『焼き肉屋』に行くと一切れづつ切り分けられている

  だぶん、韓国では鋏で切り分けてるんでしょうが、日本では一枚づつ切り分けられて折り、それを網に載せて焼く

 だぶん、欧米人が初めて日本の『焼き肉』を目にした時には驚いたのでは🙄⁉️

 日本の食文化は世界でも稀

  そこに「季節」までも演出している  

  箸からでも世界が見える

                     箸からず翁

春夏秋冬

 僕等が小さい頃は『非日常』=「ハレ」と『日常』=「ケ」がはっきりしてた

 『非日常』の時は「晴れ着」やら「余所行き」などの格好をさせられた

 食事も正月や誕生日等は特別であった

 誕生日の日は僕だけが牛肉を食べさせてくれた❗️

 だから、季節の行事が待ち遠しくてたまらなかった

  あの頃の野菜と云えば地の野菜しかなく、ハウス栽培とかなかったから食卓には季節の野菜しかなかった

  子供の頃のファストフードと云えば、薄い溶き小麦粉を敷いてモヤシを載せただけの「お好み焼き」であった

  10円か20円ぐらいだった

  季節感の無くなった今頃になって『泉谷しげる』の『春夏秋冬』を思い出す

 『季節のない街に生まれ
   風のない丘に育ち
   夢のない家を出て
   愛のない人にあう

人のためによかれと思い
西から東へ かけずりまわる

やっと みつけたやさしさは

いともたやすくしなびた

春をながめる余裕もなく
夏をのりきる力もなく
秋の枯葉に身をつつみ
冬に骨身をさらけだす

今日ですべてが終るさ
今日ですべてが変わる
今日ですべてがむくわれる
今日ですべてが始まるさ』

  50年前に「泉谷しげる」は感じていたんだから凄い奴だ❗️

 「季節のない時代に生まれ

    恐怖吹き荒れる時代に育つ」

                   春夏冬翁

貧乏自慢 第3彈

 

 昔から云われている

『馬には乗ってみよ 人には添うてみよ』

 僕の生き方は正に この通り

 嘘っぽくても 取り敢えず 乗ってみる

 駄馬であっても また、これはこれで何かが起こって面白ろそおぅ🤗

  兎に角、遣ってみて あかんかったら止めればいいし、遣ってみたら 儲けもん🤗もある

 高額のモノは端から手を出さないし、出せる財力が皆無🤗

  500円前後 で遊んでいる

 小さい頃から僕は三人兄弟の末っ子だから、いつも兄貴からのお下がりを着ていた

 高校生の頃、「JUN」とか「VAN」というメンズファッション屋がありボタンダウンのワイシャツが流行っていたが、僕のは開襟シャツ

 その頃から格好いいとか高価なモノに憧れるということが完全に無くなった

  慣れるということは素晴らしい

 物欲ということが失せてしまった

 ですが、小さな小さな楽しみを独りで愉しんでいます

 焚き火をしたり、海藻や山菜を採りに行ったり

 その小さな小さな楽しみの1つがアメリカの通販サイト《wish》での買い物

 3週間前に注文してた『血中酸素濃度測定器』(408円)が漸く来ました❗️

 単4の電池を2個充填した

  血中酸素濃度 99

                  脈拍  65

  だぶん、正常な製品では🤪

  暫く、「血中酸素濃度測定器」で遊ぼう❗️と

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  『馬には乗ってみよ     人には添うてみよ』

                         乗添翁

 

 土井義晴氏の『くらしのための料理学』なる本を昨日購入

 土井氏は以前から『一汁一菜』を推奨されている料理研究家

 この土井氏のお父さん(土井勝氏)が家庭料理を全国に普及させた第一人者

  義晴氏は、『一汁一菜』は「味噌汁とご飯と漬け物」で所謂『汁飯香』である❗️と

 「折敷きに箸置きに箸を揃えて置き、お茶碗は左手前、味噌汁は右手前、漬け物は奥向こうに置いて三角形に並べて整える」と

  「味噌汁にいろんな具材を入れれば お腹もふくれる❗️」と

  「具材に旬のモノを入れるのが肝要である❗️」と

 扨、『旬』という字であるが「十日」を表している字

 一月を上旬、中旬、下旬ということ

  近頃の料理番組を観ていると季節感を味わっている料理があまりにも少ない

  日本料理となれば四季折々の「旬」のモノが現れるのが日本文化の本質であるのに お目にかかることは滅多にない

  ソースを掛けチーズを載せて濃厚さを追及

  季節感の無い食卓に日本文化は育たない

                 一汁一菜翁

新芽 ひじき

 

  また、「あおさ」を採りに干潟へ

  満ち潮が押し寄せていたから、海中に漂っている「あおさ」はなく、石にへばりついているのはがり

 牡蛎殻で削ぎとろうとたら、あまりにも砂が多いので辺りを見渡したら同じように石にへばりついている褐色の海藻があった

 食べたことのない海藻でしたが、海藻なら何でも食べれるんじゃにいか🤔⁉️で褐色の海藻をこそげて採った

  藻の形は「ひじき」に似ているんですが短い(2~3㌢)

 自宅に持ち帰って砂や小石を洗って、下ごしらえに茹でてみた❗️

  ここからがビックリ🤯

 生の「ひじき」は茹でても黒いままですが、この海藻は湯に入れた途端に鮮やかな緑色に変色

  ぬめりも出て来た❗️

 ますます、「ひじき」とは遠ざかって行く

 そこで『新芽ひじき』と検索したら、正に この「緑色」であった

  そして、もっと驚いたのがその値段である🙄

  100㌘ 2000円ほど

  僕が採集して来たのが200㌘ほどですから❗️

 そこで、今回は「佃煮」ではなく、「ひじきの煮物」

  味付けを控えて「松山あげ」をちぎって散らした

  出来上がった「新芽ひじきの煮物」

 食感は今まで口にしたことがない不思議な舌触り

  「とろろ昆布」の吸い物みたいに食感は一切無い❗️

  ぬめりととろける食感

   のど越しが酒を呼び込んだ

     『磯の春

               目にも鮮やか

                     新ひじき』

                     ひじき翁

《貧乏自慢 》第2彈

 

 五代目  古今亭 志ん生が云ってた


『貧乏はするもんじゃありません。味わうものですな』との言葉

 この迷言を噛み締めて つくづく名言である❗️と

  「安物買いの銭失ない❗️」と云いますが、これこそが、貧乏を味わう近道

 この言葉に続くのは、「安物買いをする奴は追い銭をする❗️」と

 先日、アメリカの通販サイト《wish》で『血中酸素濃度測定器』を送料込みの408円で購入

 この測定器が必要か🙄⁉️と問われば、『不必要❗️』

 だのにである😫 

 通販サイトを見ていたら、同じ『血中酸素濃度測定器』が送料込みの398円

  思わず、購入のクリックを押して「しまった😵💧」

 「しまった」 「しまった」 島倉千代子

  不必要なモノを 2個も

 「こまった」「こまった」 こまどり姉妹

 貧乏には成るべきして成るもんである❗️

  江戸時代の米沢藩主の『上杉鷹山

 領地返上寸前の米沢藩再生のきっかけを作り、江戸時代屈指の名君と知られている

  その上杉鷹山

  『為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり』と

  結語

『安物買いに追い銭をして行けば、貧乏の究極を味わうことができる❗️』

   ヤン坊・マン防・貧乏 翁