百人一首の97番
権中納言定家
『来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ』
「藻塩」とは、かつて玉藻と呼ばれていたホンダワラなどの海藻から作った塩のこと。淡いベージュ色の藻塩は、海水と海藻のうま味が凝縮した、尖りのない、まろやかな口あたりが特徴
昼はワイン🍷レストランでしたが、夜は京都の下京区室町通綾小路下ルの
『鮨・料理 なかた』
白木が鮮やかなコの字形のカウンター(客席は10席)
開店が今年の7月1日
コロナ禍の最中によくぞ開業したもんだ❗
ですから、異常とも思えるほどのリーズナブルさ
京都からか⁉️ それとも「仕事」をしたいからなのか、昆布締め・ヅケ・炙り等
紫(醤油)を入れる皿も無し
藻塩を載せて戴いたり
普段、寿司屋に行っても 僕はほとんど寿司🍣を食さなく酒🍶を呑んでいるばかり
それが、流行りの大ぶりネタではなく、小ぶりのシャリにほどよいネタ
10貫の寿司を完食
こちらが食べいるのを大将が見ながら、間に5種類の料理が出てくる
シャリは甘くなく正に江戸前
酒の種類は7種類
5勺の冷酒
一巡して、「特別な酒はないの🤗⁉️」と訊くと
〆にうってつけのスパークリングワインみたいな冷酒
若い大将でしたが、百人一首の藻塩の話したりして 実に納得した鮨と料理の店でした
『来ぬ人を まつほの浦の夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ』
藻翁