国家百年の計

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

 

福澤諭吉翁が1871年に『学問のすゝめ』を上梓した

あれから140年ほど経っているが諭吉翁は如何なる思いで記されたのか⁉️

その中の一説

「人は生まれ附きは、繋がれず縛られず自由自在なる者なれども、分限を知らざれば我儘放蕩に陥ること多し

分限とは、天の道理に基づき人の情に従い、他人の妨げをなさずして我一身の自由を達することなり

自由と我儘との界(さかい)は、他人の妨げなすとなさざるとの間にあり

例えば、自分の金銀を費(つい)やしてなすことなれば、仮令(たと)い酒色に耽(ふけ)り放蕩を尽くすも自由自在なるべきに似たれども、決して然(しか)らず

一人の放蕩は諸人の手本となり 遂に 世間の風俗を乱りて人の教えに妨げをなす」と

自由自在を はき違えている輩が脚光を浴びている現今

『学問のすゝめ』も読まず 内的規範を失った連中が「憲法違反」にあたるとして司法の場で争う❗と

放蕩翁