
- 作者: 福澤諭吉,斎藤孝
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/02/09
- メディア: 新書
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あれから140年ほど経っているが諭吉翁は如何なる思いで記されたのか⁉️
その中の一説
「人は生まれ附きは、繋がれず縛られず自由自在なる者なれども、分限を知らざれば我儘放蕩に陥ること多し
分限とは、天の道理に基づき人の情に従い、他人の妨げをなさずして我一身の自由を達することなり
自由と我儘との界(さかい)は、他人の妨げなすとなさざるとの間にあり
例えば、自分の金銀を費(つい)やしてなすことなれば、仮令(たと)い酒色に耽(ふけ)り放蕩を尽くすも自由自在なるべきに似たれども、決して然(しか)らず
一人の放蕩は諸人の手本となり 遂に 世間の風俗を乱りて人の教えに妨げをなす」と
自由自在を はき違えている輩が脚光を浴びている現今
『学問のすゝめ』も読まず 内的規範を失った連中が「憲法違反」にあたるとして司法の場で争う❗と
放蕩翁