OXFORD

 

昔は、「男の嗜(たしな)み」・「女の嗜み」というものがあった

「女の嗜み」と云えば、茶道・華道・裁縫・料理等

「男の嗜み」と云えば漢籍・武道・書道・将棋等

OXFORDの英英辞典の『art』の欄に

「Arts subjects place greater emphasis on imaginative and creative ability than on the technical and practical skills needed in science」と

想像と創造には教養が重要だ❗と

福澤諭吉翁が『学問のすゝめ』の中で

「自由と我儘との界(さかい)は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり。譬(たと)えば、自分の金銀を費やしてなすことなれば、仮令(たと)い酒色に耽り放蕩を尽くす自由自在なるべきに似たれども決して然(しか)らず。一人の放蕩は諸人の手本となり遂に世間の風俗を乱りて人の教えに妨げをなすがゆえに、その費やすところの金銀はその人のものたりともその罪許すべからず。」

要するに、自分で稼いだ金銀をひけらかすことは罪であり許さじ

教養(学問)から他国にはない 「恥の文化」が生まれた

「恥」とは「知足」

京都の龍安寺の蹲踞(つくばい)

中央に四角く水を溜める穴があり、それを「口(くち)」に見立て、周囲に4文字、口の上に「五」右に「隹」下に「疋」左に「矢」と刻まれています。これを上から時計回りに「口」を付けて読んでみると、「吾唯足知」(われ唯だ足るを知る)

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不知翁🤪