海蘊(もずく)

 

このスマホで「もずく」と打ち込むと『海蘊』という字に変換される

元々はホンダワラ等の藻に付くから「藻付」という字だと思っていましたが、「蘊蓄(うんちく)」の「蘊」を使って「海の蘊」だとは意味深である

ところで、この地域の「藻付」は太いので「歯ごたえ」で戴きますが、 我が家の「藻付」は隠岐の島産

絹糸のように細く、正に「のど越し」で戴く

ガラスの器に酢の物にした「海蘊」を盛り そこに摺り生姜を一掴みに柔らかい山椒の葉っぱを乗せて戴く

我が家の「海蘊」の変わり種料理は「天麩羅」

海蘊を一掴みづつキッチンタオルの上に置き 水気を切り 小麦粉にマヨネーズを入れ混ぜて 天麩羅粉を作り、それに海蘊を軽くくぐらせ油の中へ

ついでに、大葉と茄子🍆も揚げる

「天つゆ」 と「藻塩」の二種類の味で戴く

胡瓜🥒は「もろみ味噌」で戴く「もろ胡」

僕は昔から「乗り切る」という気力・自力が欠如していて ひたすら通り過ぎるのを身を屈めて待つばかり

『待てば海路の日和』を島陰に隠れて過ごす

『喉元過ぎれば熱さ忘れる』

「歯ごたえ」より「のど越し」

葛翁🙃👷