寿の酒 かみさか

 

 大阪で「江戸前鮨」を食べたい❗️ということで堺市に引っ越して来たばかりの娘に探してもらった

 かなりの酒を家族全員呑むはずであるから、有名所ではなく近くの隠れ家的「江戸前鮨🍣」屋を探してくれた

 大阪は端から「江戸前鮨」は受け入れないから希少と云える

 店の前に立つと、江戸前の隠れ家的というより鄙びた佇まい❗️😥

 あまり期待せずに入った

 お品書きはなく、「おまかせコース」の予約

 酒を注文すると一升瓶がでぇ〜んと置かれた

 銘柄は「田中六五」

 熱い中を訪れたから付き出しは冷え冷えの藻づくの酢の物、小鉢の中央には穂紫蘇の花が散りばまれていた❗️

 最初の付き出しに魅せられて期待が膨らんだ

 流石、「江戸前鮨」である

 手仕事満載

 4〜5種類 酒の肴が出たあとは、極薄色の赤酢米の握りとなった

 紫(醤油)で戴くのは1〜2種類

 魚介類系の寿司ネタの口直しに最適である「芽葱の握り」には驚いた❗️

 芽葱の握り寿司は滅多にお目にかかることはない

 鮨の〆は「干瓢巻き」

 関西の干瓢とは甘さが明らかに違う

 実に〆に相応しい❗️

 最後は「桃のシャーベット」

 大将とは初対面であるにも関わらず会話が弾んだ

 席を立つ時に

「久しぶりに江戸前の鮨を食べれました、次回来るのが楽しみです❗️」と

   手仕事鮨屋

      芽葱翁