三才

 

 中國で編纂(1609年)された百科事典「三才図会」

 日本にも百年後に「和漢三才図会」なるものが編纂された

 我が店の横を流れる「蒼社川」の由来やら産物等々、全国各地も網羅しており、医学や植物等、正に当時を知る貴重な百科事典である

 ところで、「三才図会」の「三才」とは、「天・地・人」をいい、万物を意味する

 それぞれに「道」という字を付けると「天道・地道・人道」

 天道と地道は動かし難い道理であるが、「人道」となると実に厄介なことが後々起こって来る❗️

 「人道的」という言葉に惑わされて、如何ともし難い事態が生じている❗️

 アメリカにしても、最初はヨーロッパからの「難民」であったが、そのうち「移民」になり、原住民を支配して「征服者」と成った❗️

 現在の日本も「人道的という言葉で「多様性」が凌駕している

 マイノリティの方々の「多様性」と唱えると、司法まで隷属している

 自然は多様性であるが、上手に棲み分けて生活している

 棲み分けの無い多様性は軋轢と混乱が起こり、やがて衝突という暴力に到る❗️

 「倒れた処が到達点」

    三才翁