まつぼっくり

 

いつも早朝、裸足で海岸辺りを歩いています

白砂青松の海岸ですから松の樹が連なっているから、松ぼっくりが沢山転がっています

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松ぼっくりを手にしたら、童謡の『まつぼっくり』の歌詞が浮かんで来ました

『まつぼっくりが あったとさ

高いおやまに あったとさ

ころころころころ あったとさ

おさるがひろって たべたとさ』


「高いお山」ということは、童謡『まつぼっくり』を作詞した方は「赤松」の「松ぼっくり」を見たのでは🙄⁉️

海岸辺りは「黒松」ばかりですから

小さい頃、土手沿いにも松の樹が植えられてて、皮を剥いで松脂を採集してたのを覚えている

松のことを思っていると、いつも老子の『曲則全』を思い出す

「曲なれば則なわち全し、枉がれば即ち直し、窪めば即ち盈ち、敝るれば即ち新なり。

少なければ即ち得られ、多なれば即ち惑う。」

要するに、役に立つ杉や檜は伐られるが、曲がっている松は役に立たないから寿命を全うすることが出来る❗と

この『曲則全』が僕の信条

この文章を書き始める時に「松ぼっくり」を水に沈めてた

あれから40分

開いてた笠が閉じました

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松翁