樹命

 

僕の歩いているのは高々直径100㍍未満

でも、隣りは川原が広がってて、そこに生えてる木のほとんどが柳

草に至っては かなりの種類が植わってる

自生の桐も花が今が盛りとばかり薄紫色のを咲かせている

草には一年草もあり多年草もあり、木々には落葉樹も常緑樹もあり、実に多種多様な生き方を見せてくれる

古人は 木々に生き方を重ねて 色んな諺を遺しています

「年輪を重ねる」とか

老子』も第22章の冒頭に

『曲則全』

「曲がった木は寿命を全うす」と❗️

「杉」や「檜」は真っ直ぐだから伐られて利用され寿命を全うすることが出来ないが、「松」は曲がっていて役に立たないから全うすることが出来る❗️と

老子」はその章で゛不浄゛の德をも説いている

無理をしない為に廻り道もし、汚濁にも身を汚し、屈辱にも甘んずる❗️と

人の命が尽きることは「寿」なのか🙄⁉️

不条理にも死ぬ時もある

ならば、ならば、である❗️

我々の命の尽きることを『樹命(じゅみょう)』とするのは如何🤗⁉️

艸命翁