桜と梅

僕が小さい頃、鮭や鱈子は塩がべったりまぶされてて 鮭を食べてるというより塩を食べてるようだった

10歳頃、北海道から藁で包まれた紅鮭が直送されて来た❗

塩気が少なく これが「鮭の味」なんだ❗と初めて知った

兎に角、冷蔵庫がまだ氷の塊を上段に置いて その冷気だけだから、保存食は専ら塩をまぶしたモノばかり

だから、子供ごころに甘くて美味しい❗と思う保存食は「イワシのみりん干し」だった

その「みりん干し」のことを『桜干し』と喚ぶのを知ったのは大人になってから

因みに、『桜干し』の名の由来は「昭和6年当時、「みりん干し」は嗜好品扱いの食品として鉄道の輸送費が高く設定されていました。そこで当時の鉄道省に陳情し、「みりん」という名称を使わないで申請すれば輸送費の安い惣菜品として出荷出来る事となり「桜干し」として申請、輸送するようにしたのです。その後各業者も同名称を使用したことから、桜干しの名称が定着していったようです」とのこと

その「桜干し」を今朝の朝食に久方ぶりに戴きました

オーブントースターにクッキングシートを敷き そこに「桜干し」を置き 1分強 焼いた

今朝の朝食は「味噌汁」に「那須🍆のぬか漬け」

それに、「桜干し」と「梅干し」

「桜と梅」の花見ご飯

一膳翁🙃👷