2019-09-19 《吾亦紅(われもこう)》 コラム 草花 日記 日本文化 彼岸の入りが近づくと 何となく気分が西の方を向くようになるから不思議なものです この頃に野に渋い紅の「吾亦紅」があると いよいよ持って秋の深まりを想ふ 徒然草に 『この世のほだしもたらぬ身に、ただ空の名残のみぞをしき』と 「この世の中に引きとめる なにものも持っていない自分だが、その日 その日の空との別れだけが名残惜しい」 今朝の早朝(3時57分)、東から西へ 川のように羊雲が流れており そこに名残りの月が ほっと浮かんでた 羊🐑翁