《吾亦紅(われもこう)》

 

彼岸の入りが近づくと 何となく気分が西の方を向くようになるから不思議なものです

この頃に野に渋い紅の「吾亦紅」があると いよいよ持って秋の深まりを想ふ

徒然草

『この世のほだしもたらぬ身に、ただ空の名残のみぞをしき』と

「この世の中に引きとめる なにものも持っていない自分だが、その日 その日の空との別れだけが名残惜しい」

今朝の早朝(3時57分)、東から西へ 川のように羊雲が流れており そこに名残りの月が ほっと浮かんでた

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羊🐑翁