10年ほど前から路肩にへばりつく苔を拾って来ては 小鉢に入れて一人で気に入って眺めてます
夏の日照りが続くと干からびた蛙のようになっていますが、一旦 雨が降ると 深緑が蘇って来る
夏の熱さにも 冬の寒さにも ひたすら堪えに 耐えて慈雨を待つだけの苔
華やぎも輝きもない故か見過ごされている
各地で各種のイベントが百花繚乱の如く繰り広げられてる
そんなに毎日 何処かで「ハレの日」ばかりか、どの番組も賑やか で出演者がハシャギ回っているだけのよう⁉️
日常が「ケの日」、非日常が「ハレの日」
毎日が「非日常」と化している❗
日々の日常の連続の後に漸く「ハレの日」がやって来るのが「非日常」
毎日が「非日常」なら、「日常」は退屈極まりない日々となる
自由とは孤独である
孤独を楽しむことが出来ないから徒党を組んで一時の盛り上がりを求める
観客が去った競技場
眼を見開け、耳をたてろ
黙して語らぬ自然が愉しみ教えてくれている
独楽苔翁