隣りの土手の堤に雑草が蔓延る
でも、毎年同じ雑草ではなく主役は交代している
昭和天皇が侍従に向かって「雑草という名の草はない❗️」と言われたように、名もなき草は無い‼️
梅雨明けから一月ほど雨が降らなかった
ほとんどの草は干からびた
そんな中、見事に生き延びたのが「スベリヒユ」
全体に多肉質で無毛、茎は太い円柱形で赤紫~緑褐色を帯び、分枝して地面を這うように広がっている
「スベリヒユ」を漢字で書くと「滑莧」
「莧(ひゆ)」の字は、ヒユ科の植物のことを指す漢字であり、食べるとぬめり(滑り)があるヒユ、ということを意味している
ヒユ科にはホウレンソウなどをはじめとして、野菜として栽培されたり、山菜として利用される植物が多くあり、本種も古くから食用とされていた
ほうれん草と同じ「シュウ酸」が含まれているから酸っぱい❗️
乾燥でも生き抜けるように葉茎に水分を蓄えている
人生の奥義を教えてくれている
スベリヒユの隣りには干からびた草がある
思わず我が身と重ねてしまった🥵😫
枯干翁