HAPPY・RETIREMENT

 

 浅田次郎の実体験を元にした小説でテレビドラマ化もされた

 「財務省を早期退職したノンキャリア役人・樋口と、自衛隊を早期退職した大友が再就職先として斡旋されたのは、全国中小企業振興会、通称・JAMS

 そこは、業務実体のないいわゆる天下り機関だった

 日がな一日のんびり過ごすのが仕事というこの職場に、ずっと真面目に仕事をしてきた2人は到底馴染めない

 元銀行員で、天下りの巣窟であるJAMSを憎む立花葵は、そんな2人を相棒に本来の仕事を始めたところ、想像以上の成果を上げ始める」

 「リタイアメント」に憧れていたのは確かである

 ところが、突然の閉店で否応なくリタイアせざるを得なくなった

 ところで、ところが、実際リタイアしてみると今までの生活と寸分違わぬ日々を送っているではないか⁉️

 親父が亡くなって二十数年、要するに、二十数年前からリタイアをしていたんだ❗️と思い知らされた‼️

 人は定年後に「居場所」と「すること」を求めて彷徨している

 それを遣りたくても気になるのが「健康寿命」である

 リタイア歴、二十数年

 居場所はあるし、したいことは端から無いし、酒は休肝日無しで日に4〜5合、煙草🚬は2箱吸っている

 「生きて逝く為に生きる」

    青鷺翁