僕等が小さい頃、暇で器用なお爺さんが居た
竹を持って行くと小刀でポンポンと割って1本は細く もう一本は羽にする為に横幅を広くとって、キリで横幅の広い中心に穴を開けて行く
羽を薄く削り、軸の先を穴の大きさにする❗️
10分ぐらいで「竹とんぼ」が出来上がった
屋根の上に羽が上がると泣いたのを覚えている
近くを散策してたら紅葉の葉先に薄赤い竹とんぼのようなものが見える❗️
紅葉の実である❗️
羽の中央が膨らんでいる
そこに実があるんだろう❗️
実に翼を付けて風に任せて遠くに運んでもらう算段
翼を付ける果実のことを「翼果」と云うらしい❗️
後は風任せ
僕の人生も風任せ❗️
風翁