誰そ彼

 古語辞典に拠ると

 「夕方、薄暗くなって向こうにいる人が識別しにくくなった時分。近世は黄昏(たそがれ)と書く」とある

 夕闇が「誰そ彼」なら、夜明けは「彼は誰」こちらは近世には遺っていないらしい

 本を読み疲れたら辞書を引っ張り出してページを捲るのも偶にやっている

 先日、読んでた本の一節にこんな文章があった

「小さなことは気にしない。大きなことは分からない‥‥‥そういうのが一番使い物にならない❗️」と

 前半部分は我が意を得たり❗️とほくそ笑んだが、後半の言葉が胸に刺さった😱

    黄昏翁