京都漫遊記 第6弾

 

 愈愈、最終日

 朝から、9時2分の亀岡行きのトロッコ列車に乗り紅葉を愛でる❗️という訳でホテルを8時過ぎにタクシーで嵐山に出かけた

 流石に人影もまだらで時間に余裕があったら竹林を散策

 全国各地に竹林はあるだろうに整備されて散策出来る竹林は僅か❗️

 以前、調べたら全国の竹林から竹を伐って特殊な加工を施せば原発2個分の電気を賄える❗️と

 竹は毎年 一年間で8メートルほど成長する

 空気中の二酸化炭素を吸収して、それも毎年である

 雇用も生まれ景観もよくなる❗️休耕田が沢山あるんだから植えれば伐採も簡便

 竹林を散策しながら そんなことを考えてた

 そろそろ乗車時刻である

 最後尾の窓の無い席に座り いざ出発

 防寒対策は充分してきたが当日は無風で晴れ間が広がっていた

 小さなトロッコ列車が渓谷に沿いながら進む、対岸は紅葉・銀杏・常緑樹等の色で艶やかである

 終点に亀岡駅に着くと船着き場までは馬車で揺られて移動

 河原道を進む両側には芒が繁茂してた

 中々言うことを聞かない馬だったか、御者(馬車の運転手)も難儀してた

 漸くの保津川下りである

 24〜5人乗り込んだ

 舟を操る人は後の人が櫓を操り、前に2人、ひとりは櫂をかき、もうひとりは竹竿で川底を突いて進ませる

 急流は4〜5ヶ所ぐらい

 流れに任せて のんびり紅葉狩りを楽しんだ

 ところが嵐山に近づいて「此方の建物が星野リゾート、沢山の方が保津川と紅葉を楽しむために宿泊しています」と

 そこからは終点の嵐山まで数分

 渡月橋を見てびっくり🧐

 橋は人だかりで立錐の余地もないぐらい混んでいる

 船着き場から降りて歩道を歩いていると長〜い行列

 カップコーヒーを買い求める為の行列だった

 早々に嵐山から脱出するために嵐電の駅へ

 もう一度俵屋のギャラリー「遊形」に出向いた

 胡散くさいオッさんが手にしたストールのことを店員に尋ねている

 「アルパカの毛を編み込んでいますから暖かいですよ❗️」

 客、「アルパカの毛を編み込んで この値段は安い❗️ 買うわ❣️」

 「こりゃ100万はするでぇ〜❗️30万は安い❣️」

  俵屋界隈を散策しついる人にとって100万ぐらいはポケットマネ〜

 余談ですが、「柴漬け」は秋の終わり頃から本番

 夏に仕込んだのが発酵し出すのがこの季節

 日本料理「藤井」自家製の柴漬けは実に旨い

 季節の料理もその時々で素晴らしいですが、自家製のを購入して家で戴くと「藤井」のカウンターが思い出され また行きたくなる❗️

   京都了翁