今治市の河野美術館で「MAYA MAXX展」が開催されているので観に行った
張り詰めていた気持ちが「緩り」に変わって行くのが感じられた
彼女(MAYA MAXX)が30歳の時に描いた絵を所有していて、その絵の表情の裏側に潜んでいる苦悩を長年感じていた
しかし、近年の彼女の絵からは晴れやかな生きている喜びが溢れていた
もっと、もっと描きたかったんだ❗️と
今年の一月に63歳で逝ってしまった無念さがひしひしと伝わって来た
ゆんわりした白い象の絵や雄鹿の天を突く角
久しぶりに欲しい‼️と思える絵に出逢った
33年ぶりの彼女の絵に度肝を突かれた
彼女が著した本の一節に「百年後にも遺る絵を描きたい❗️」とあった‼️
正鵠を得た言葉である
百年後にはもっと大きく輝いていることだろう

MIN 翁