茶懐石の『辻留』の二代目・辻嘉一氏著の「献立帳」に『ほんのり』という一文があり、その一節に「頬は ほんのり 櫻色」から連想した味つけ御飯を『櫻御飯』というそうな🤗
辻嘉一氏曰く、「やはり白い御飯にお醤油色が、ほんのり とついている色調が大切である 」
「ふっくらと炊き上がった色肌に、櫻花が連想できるようなものでありたい❗️」と
近頃の料理番組を観るにつけ「頬はほんのり櫻色」とは程遠く、これでもかという厚化粧ばかりで想像しただけで胃もたれする
正月🎍2日の朝、東山三条辺りを散策していたら『茶懐石 辻留』の看板があった
小さな古びた家屋で、表札に『辻義一』と
辻義一氏は『辻留』の三代目
あの有名な『辻留』の店主の家とは🙄⁉️
玄関の左右の柱に小さな門松を縛ってあり、玄関戸の上には「ほんのり」とした注連飾り
『紫雲英踏み
馬の肥やしや
田の肥やし』
「紫雲英」=「蓮華」
小翁