花弁が6枚のは「鉄線」で8枚のを「風車」と喚ぶそうです
我が家で咲いているのは6枚のですから「鉄線」なんでしょう
昔、華道の先生をされてた方が夏の盛り前に絽の着物で手には「鉄線」の鉢を持って来られた
あの時の「鉄線」は波打つほどの大ぶりな花弁ではなく凜とした小ぶりだった
絽の着物と「鉄線」の紺色の組み合わせが一気に店内に爽風をもたらした
今、隣りに自生している「桐」が薄紫色の袋状の花を咲かせていますが、如何せん強風に煽られて撒き散らされている
唐代の詩人、劉 希夷(651~680?)の「白頭を悲しむ翁に代かわりて」と題する詩の第4節
『古人復た洛城の東に無く
今人還た対す落花の風
年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず
言を寄す 全盛の紅顔の子
応に憐むべし 半死の白頭翁』
瀕死翁