曖昧な国

 

 作曲家「武満徹」氏が世界的になった曲

 1967年に作曲した『ノヴェンバー・ステップス』

 琵琶、尺八とオーケストラのための音楽作品

 若き日の小澤征爾氏の指揮

 琵琶と尺八が見事な演奏

 ところで、この曲を作曲した武満徹

 如何なる楽譜を書いているのか⁉️

 日本の楽器はあくまでも曖昧な音である

 楽譜は世界の共通語

 だから、楽譜を勉強した人は何処の誰もが演奏出来る❗️

 東洋の果て果てまで来て曖昧な音色になっている

 琵琶にしても三味線にしても「さわり」という共鳴線があり微妙に音の振幅がある❗️

 この曖昧さが日本の思想・文化の根底にあるのでは⁉️

 楽譜は形

 しかし、この形があればこそ その中での演奏に個性がある❗️

 もし、AIに演奏させれば曖昧さが失われる

 最先端を駆けて行ってた武満徹氏も「曖昧さ」こそが「形」には必須だ❗️と

 55年も前にAIの時代になっても生きて行く人間の有り様を示唆している

   曖昧模糊翁