福の神

 

 孫ん家の片付けの手伝いに行った帰り、袋に中に入ってた一冊の本を見つけた

 題名は

「頭のいい子を育てる おはなし 366」

 毎日一話を読み聞かせる

 その本の最終頁は当然、12月31日の話

「貧乏神が福の神」

 若い夫婦の家に長年住み着いていた貧乏神

 若い夫婦が一生懸命働いて少しづつ豊かになったので大晦日に福の神に取って代わられることに成った

 長年住み着いてたから、この家には愛着があるが福の神に追い出されるから天井裏で泣いていた

 その泣き声を聴いた夫婦は貧乏神に「居ってもいいよ」と

 ご飯🍚をたらふく食べて、福の神との相撲に備えた

 夫婦の声援を聞き、福の神を投げ飛ばした

 怒った福の神は大事な「打ち出の小槌」を置き忘れて行った

 その「打ち出の小槌」を振るとわんさか宝物が出て来る

 貧乏神が福の神に変身

 我が店も長年貧乏神と厄病神が居座っていたが、来年からは貧乏神が福の神、厄病神が無病神に変身してくれる

 皆様の家にも福の神が居座ってくださることを祈念して、今年最後の言霊とします

 良き一年をお迎え下さい

     善悪翁