注連縄

 「しめ縄」は神道における神祭具で、「紙垂(しで)」と呼ばれる白い紙飾りを付けた縄のことを指す

 「注連縄」や「〆縄」、「標縄」、「七五三縄」などとも表記される

 しめ縄は、神社やご神木をはじめ神棚にも用いられ、神様がいらっしゃる神聖な領域である「常世(とこよ)」と、私たちの住む世界である「現世(うつしよ)」を分ける印を意味する

 境界を作ることで、神域に不浄なものが入り込むことを防いでいることから、神様が宿るご神体をお守りする意味も持つ

 農耕民族である日本人は一年を「二十四節気 七十二候」で表し、それによって農耕を営んで来た

 僕は昔から、それに準えて「人生を72年」と決めて生きていた

 青春⇒朱夏⇒白秋⇒玄冬と

 店と共に生きて来た72年間である❗️

 我が身が亡ぶより先、店が今年 何の前触れもなく滅んで仕舞った

 店が、我が身の身代わりになって‼️

 ということで、我が身は現世を離れたことになった

 来年から、愈愈「〆縄」の向こう世に行く

 「現世から

   常世に逝く

     〆縄哉」

 祥多き年を御迎え下され也

     〆翁