高校生の頃、親父に「想い出に残っている映画は⁉️」と訊いたことがある
志村喬の「生きる」
「市役所で働き、30年間無欠勤のまじめな男。ある日、彼は自分が胃癌であることを知る。命が残り少ないと悟ったとき、彼はこれまでの事なかれ主義的な生き方に疑問を抱き始める。そして、ある市民から出された小公園建設に関する陳情書に目を留める。自身の人生を悔やみ始めていた彼は、最後に市民のために奔走する」
最後に出来上がった公園のブランコに揺られながら息を引き取る
大学生の時、「京都ホテル」のレストランでバイトをしてた
毎晩、逗留してた志村喬が一人で来てた
窓際のテーブルが定席だった
落ち着いた上品な食べ方をされていた
「生きる」に感化を受けて、何か世の為、人の為にしなければ❗️と思って生きて来た‼️
ところが先日、急遽閉店を決意した
もう、何処にも所属していない❗️
日本という国の一員だけである‼️
生きて行く理由も義務も全く無くなった
ところが、台風の雨で濁流となっている川の小さな洲に青鷺が微動だにせず川面を覗いている
濁流だし、流れが早いから魚を啄むことは無理なのに❗️
だのに、只々 佇んでいる
「生きている故に生きる」
これほど明確な応えは無い❗️
生きる 翁