京都漫遊記 第3弾

 河井寛次郎記念館は五条坂金鋳町にあり、その看板を見て70年間の疑問が瞬時に氷解した❗️

 僕の名前は「寛」

 実は、物心がつき始めて自分の名前を親父から教えて貰った

 当たり前ですが、「寛」ではなく「見」のところに「、」がある字

 ところが、戸籍謄本には「、」がありません

 親父に訊くと「ワシは確実に書いた❗️ 戸籍係りの人が写し間違いしたのでは⁉️」

 しかし、何処の誰もにも「、」のある「寛」はなかった

 河井寛次郎記念館の看板の「寛」には「、」があった❣️

 僕は正に「画竜点睛を欠く」人生を送って来たことになる😱

 でも、記念館の床の間に飾られていた掛け軸を見て合点が行った❗️

 「樂在其中」

 楽しみは其の中に在り

 画竜点睛を欠いた人生であったが、これも楽しかった

 ところで河井寛次郎の作品、今 観ても豪快であり尚且つ繊細でもある❗️

 生活全てが芸術

 あらゆる用具を自作している

 ピカソより10年ほど若いですが、あの時代に日本であれだけの作品を手掛けたことは驚天動地

 素焼窯に注連縄が張られていたのでニ拝ニ拍一拝

     寛翁