先日から、「幕末維新とパンデミック」という副題の[医療戦士 かく戦えり]なる泉 秀樹氏による著書を読んでいた
蘭医のポンペの指導で緒方洪庵の弟子・松本順がコレラのことを学んだ
あの当時、衛生という観念もなく人々は加持祈祷や漢方薬に頼るしかなかった
だから、ある資料に拠ると
「安政五年午年八月朔ヨリ二十日迄、江戸「虎狼痢(コロリ)」ニテ死人三十万人余ト申ス沙汰有之」
:当時はコレラのことを「三日コロリ」て呼んでいた
江戸で二十日間で三十万人だから収束するまで全国では如何程の死人が出たのやら⁉️
当時の日本の人口は凡そ3300万人だから
夥しい死者数だった❗️
幕末の時期でのコレラであるから歴史上の有力者もコレラに罹患して絶命している
幕末維新の人達から見れば現代人のコロナに於けるパンデミック(⁉️)騒動は如何様に映るのであろうか❓
未来の歴史家は、令和の医療専門家達を極至近的だった❗️と笑うであろう😝
千万翁