先日来から「権利と価値」という二律背反的な陥穽(かんせい)に落ち込んで苦悶している
18世紀末のイギリスの哲学者 メアリ・ウルストンは、『「なぜ女性が権利を得るべきなのか」を主張するのではなく、「女性の権利がもたらす価値」を示すべきだ❗️』と
現代はあらゆる「権利」を主張する
「多様性」という中で「権利」が跳梁跋扈している
『多様性の権利の中に価値はあるのか⁉️』という命題に煩悶している
小学6年生の時に第35代米国大統領ジョン・F・ケネディが暗殺された映像を見たのを覚えている
ケネディが就任演説で国民に向かって言った
『国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい』
この言葉が重くのし掛かって来る歳になった
「価値」と「意味」が背に負ぶさる
背負翁