南部鉄器

 

 内径15㌢ぐらいの南部鉄器のフライパンがあって重宝している

 石油ストーブの上に置いて、銀杏を焙ったり、サイコロステーキを炒めたり

 分厚いから中々冷めないし、小型ですから そのまま食卓に置いて 戴いています

 昨晩は「山芋のふわふわ焼き」

  至ってシンプル

 長芋を擂り卸して卵と少量の麺つゆを入れて 泡立つくらい かき混ぜる

 南部鉄器に油を敷き、一気に投入

 両面が焼けたら醤油を垂らして 直ぐさまひっくり返す

 醤油の焦げた香りが食欲をかきたてる

 またまた、ひっくり返して刻み葱と削り節を散らして出来上がり 

 そのままでもいいし、ポン酢に浸けても旨い

  その後は椎茸の炙り

 柔らかく暖かい 赤い石油ストーブと南部鉄器との相性は抜群

 足元が暖かく胃腑も温もる

  『ちまちまと

          炙りて温もる

                  南部鉄也』

                            鉄也翁