有自遠方来

 

 年の差は36歳、知人でもなく朋(友)である

 彼は30年後、50年後を考えている❗️

 この歳まで生きて来て、結局、世の中には「考える人」と「考えない人」が居るのを知った❗️

 「考えている人」は考えている❗️

 彼は30年後、50年後を考えている

 彼が朋であるのは、僕も30年後を考えているから

 彼は一本の芽だけを伸ばしているのではなく、色んな脇芽を出して 世界感を得よう❗️と努力している

 いづれ世界に羽ばたいて行く人材である

 「未来」の「未」は「木」の上に「一本」の横棒を置いて、そこから遠くを見る❗️ということ

 10年後、20年後、30年後を考えていないと目先のことだけになる

  永世棋聖だった『米長 邦雄』氏が

 「3手先を読めたら1手目が分かる❗️」と

  将棋は膨大な手を考えるが、結局は3手目である❗️と

 高々、3手目であるが、人生に於いての1手目が10年とすれば、3手目となると30年後である

 この年まで、30年後のことを語り合った人は居なかった

 漸く、30年後のことを話せる朋が現れた

              不亦楽乎 翁