茗荷忌

「忌日」とは、故人の死亡した日と同じ日付の日で、太宰治は「桜桃忌」、司馬遼太郎は「菜の花忌」

毎年、今日(7月2日)を『茗荷忌』と名付けています

忌日ですから、本来は
故人の死亡した日にするべきなんですが、今日(7月2日)は親父の生誕日

生存していれば100歳

79歳で亡くなって、翌年から『茗荷忌』をしていますから、今年で20回

今日から我が家に植わっている茗荷の収穫を始めます

残念ながら、今年の茗荷の成長は遅く かろうじて食べれる大きさに育っていたのは1個

料理屋では、大体 茗荷は縦切りにしますが、僕は輪切りにして水に晒しほぐして水切りして戴きます

今朝も茗荷をご飯に乗せて一口戴きました

親父に教えられたことは、「一人前」ということ

この「一人前」の本当の意味が分かったのは親父が亡くなってから

それまで、一丁前に遣ってたから「一人前」だ❗️と自負してた

亡くなってから、あらゆることを自分一人でしなければならないならなく成って、漸く「一人前」の意味が

『一人で前に』

もう少し早く親父の背中に気付いていれば❗️

親父の背中に感謝をする為に、今日(7月2日)を『茗荷忌』としています

f:id:Himagine2020:20210702121811j:plain

茗荷翁