白洲正子

 

河合隼雄氏との対談集

『縁は異なもの』を購入して読了した

白洲正子氏の骨董集等の著書は読みましたが、この対談集の中で頻りに『能』のことを語られてて、今まで能に接してこなかったことを後悔してゐます

だが、この歳になって観る「能」は若い頃とは違った感性で観れるのではないかと期待はしてゐます

白洲正子氏の連れ合いは「白洲次郎」氏

終戦後は外務大臣に就任した吉田茂(1945年)の懇請で終戦連絡中央事務局の参与に就任し、GHQとの交渉にあたった

GHQの要請に対し、イギリス仕込みの英語で堂々と反論し、「従順ならざる唯一の日本人」と称された

また、次郎氏はジーパンと白のTシャツを日本で初めて纏った方でもある

白洲正子氏の対談相手の河合隼雄氏(心理学者)が、白洲さんから学んだこと‼️として

『精神的なもの言いが「精神」を掩(おお)い隠す』

白洲さんの言葉は「~的」とは言わず、そのものの「本質」をついてゐる❗️と

こういうことだろうか🙄⁉️

『客観的なもの言いが「客観」を掩い隠す』

あたかも、客観であるが如く「客観的」なる言葉を使ってゐるが それは『客観』ではなく、あくまでも「主観」を掩い隠す為

「客観的」なる言葉で人心を迷わせてゐる

コロナ禍で多くの「専門家」が数字をあげ、さも「客観的」であるかの如く振る舞ってゐるが、その数字は「主観」を反映するが為の手段である

「~的」との言葉で多くの国民が洗脳された

『客観的は主観である』

主客転倒翁