今治市の鳥生(とうりゅう)地区は「蓮根」の産地で昔は多くの農家が作ってた
高齢化と重労働の為、跡継ぎが居なくなり、宅地化が拍車を掛け、今では ほんの僅かしか栽培されていない
今日、いつもの道を通らず 少し回り道をしたら蓮根田があって蓮が葉を広げており 蕾(つぼみ)も何個か膨らんでゐた
葉を開く前の姿を見て、比叡山の千日回峰行の大阿闍梨が「京都の切り廻り」をする時に被る「蓮華傘」を思い出した
「藕斷絲連 」(ぐうだんしれん)という四字熟語があります
「藕」は蓮、または、その根、蓮根
「糸連」は切った部分が糸を引くこと
蓮や蓮根を切っても糸でつながっているという意味から
「藕断たれて糸連なる」と読む
夫婦などが離婚などで縁を切っても、相手のことを思う情は完全には消えないということのたとえとして蓮を使ってゐる
また、蓮華を国花としてゐるベトナムでは、蓮の絲を撚って繊維として布を作っている
以前、ベトナム人に値段を訊きましたが 驚くほど高額ではなかったような🙄⁉️
蓮華の繊維を輸入して 新しい素材として脚光を浴びるかも🤪⁉️
高温多湿のベトナムで着られているんだから日本でも有望🤗‼️
蓮の葉に昨晩の雨の溜まりが乗っかってた
泥中翁