茶翁

朝の一服🚬をウッドデェッキの椅子に座って 夜明けの空を眺めながらしてゐる

金木犀の大木がある

大葉の群生、朝顔の残り花

水瓶のメダカに布袋葵の薄紫の花

煙草を燻らせながら、「皆な 何しに生きてゐるのやら🥴⁉️」

とかく、人の世は不平・不満で溢れてる

思い通りに成らなかったら 相手や社会に文句ばかり

徒党を組んだり、傷を舐め合う集団にのめり込んだり

20数年来の知り合いがゐる

僕より20歳若い

弱音を吐いたことは何度もあるが、不平不満を一度も聴いたことが無い

その代わり自己否定もしないから悩みは皆無

こんなに自分に無頓着な人間はこの歳になるまで会ったことも聞いたことも無い

まるで、そこら辺に植わってゐる草や木と同じである

『茶』という字を分解すると「艸・人・木」

茶を服するとは艸木と馴染むことと教えられた

Out翁🍵