護摩の灰

この機に乗じて、我が『閑話寺』で「護摩祈祷」を執り行うこととなりました

つきましては、全国津々浦々の方々から「護摩木」と「ご寄進」をお贈り戴き 小生一人がお堂に籠り ご祈祷致したく存じます

我が『閑話寺』では斯様な説諭をしております

『護魔の灰』とは

元々、密教護摩木を焚いて仏に祈る「護摩」で燃やす木の灰のこと

護摩の灰は、 古くから珍重されてて、磨り潰して粘土状にして仏像を造ったり、そのままの状態でお守りとしたり、時には薬のように服用されることもあります

貴重な物となると、必ず出回るのが偽物

灰ですから、見分けもつきにくく、一回のお護摩で得られる分量は僅か

したがって、有名寺院の護摩の灰ともなれば、なおさら偽物が多くなり、「護摩の灰=悪人」の代名詞となった

閑話寺 住職

護摩灰翁🙃👷