この季、三本の木槿の幼木を戴き 何処に移植するか思案橋🤔
小林一茶の句に
『それがしも
其の日暮らしぞ
花木槿』
木槿の品種は多いですが、千利休の孫の千宗旦が特に好んだのが、この純白の花の中心が赤いのを『宗旦むくげ』と云われています
木槿は、朝開き夕べに閉じる短命花として、『槿花一日の栄』と栄華の「儚さ」にも譬えられる
一方、韓国でムクゲは「無窮花(ムグンファ)」と呼ばれ 国花に指定されています
一本の木に沢山蕾をつけ、一つ散っても次々と咲くので縁起がよいとされ、朝鮮の語源は、朝鮮やかに咲く木槿からという説もあります
同じ花に対し、日本では“儚さ”と捉え
朝鮮では“繁栄”という 正反対の受け止め方をする
喫茶去翁🙃👷