贈り物

人は最後に逝く時に遺す言葉や物がある

それがなかっても、それまで生きて来た轍(わだち)が遺ってゐる

轍を辿れば誰だって寄り道したり、少し外れたりしているが歳を取ると歩んで来た道に腰掛けて佇んでゐるか、必死に這っているか🙃🤗

それも、その人からの「贈り物」

僕は親の期待を裏切り続けた親不幸者

僕にとっては親の期待が重たかったのか⁉️

それとも、端から自分の世界でしか生きれなかったのか⁉️

どちらにしても親の期待から逃れてしまったのは間違いない❗

フランスの絵本作家のレミ・クルジョン氏の『3日ずつの おくりもの』

曾祖父のホープさんは毎年 誕生日に みんなが「3日ずつ 長生きするように」と願ってくれてた

ところが、ある誕生日に『もう充分長生きしたから、「3日ずつ」の願いは止めて欲しい』と

曾孫のリトルを見ているだけで満足してた

そして、息を引き取った❗

文章にすれば、たったこれだけの人生だったのだか、曾孫のリトルは悔やまなかった❗

どんな「贈り物」だったから知る由もないが、曾孫のリトルが悔やまなかったのはリトルの心に何かを贈ったのであろぅ

志村けん』氏が昨夜 旅立った

彼は僕等に どんな「贈り物」を遺してくれたのか🤗

好きか嫌いかで判断する世知辛い世の中に、笑い🙂という愉しい「贈り物」を遺して逝かれた

愉快翁🤗