若輩の頃には島崎藤村や中原中也の詩集に憧憬してたのを思い出した
島崎藤村の「落梅集」の序
『吾胸の底のこゝには
言ひがたき秘密(ひめごと)住めり
身をあげて活ける牲(にへ)とは
君ならで誰かしらまし』
とか
中原中也の「盲目の秋」の
『風が立ち、浪が騒ぎ
無限の前に腕を振る』
胸の底は浅く、腕を振る気さへ失せた
在りし日は 如何なる日々を過ごしていたのだろう🤔⁉️
恨んで荒んだ時期もあったが、今となっては それも これも あの世も 受け入れている
「倒れたところが 到達点」
まだ、到らず哉
薄弱翁