《内外》

 

高松港からフェリーで約1時間

港の 入り口に「水玉模様の南瓜(カボチャ)」で有名な「草間彌生」の大きな作品

「中に入ることが出来ます❗」

この「作品の中」に❗が このアートの島直島のコンセプトでは⁉️

旧町並を利用して『家』という作品を展示してゐて、その家中に入って何を感じるか⁉️

その中で秀逸は『きんざ』という作品

何もない庭に ぽつんと一軒家

その中に入れるのは、唯ひとり

作品というのは真ん中を占拠してゐる巨大な円形な大理石だけ

光は建物の下部にある高さ10㌢ほどの隙間がからのだけ

静寂と僅かな光と柱と円形の大理石のみ

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説明もなく、ひとりだけで約15分 その建物の中に居るだけ

『結界』の中に 放り込まれた状態

「無い空間」

との、対極にあるのが

次の日、訪れた徳島の鳴門にある『大塚国際美術館

歴代的にヨーロッパの画家達のレプリカが これでもか これでもか⁉️と並べられてた

国民性と一言ではいい表せない❗

『余白』とか『余韻』を求めてゐるのが日本人なのかと考えさせられた美術館巡りでした

余白翁