愉食

僕の夕食と云っても食べるものは ほんの少しで 専ら酒ばかり 昨夜、口にしたものはポン酢に紅葉おろしと葱を入れた小鉢に「なごや河豚の薄造り」を少々と寿司を2貫 コップ酒を戴きながら大将との雑談 世の中には、数多の美味しい料理がありますが、食事とい…

銀杏(イチョウ)

何の気なしにアルバムを見てたら、去年の今日(11月25日)撮影したのがあった 橋向こうにある『祇園神社』の駐車場の真ん中に聳える銀杏の樹 先ほど見に行ったら去年と同じような立ち姿 黄変が間近の緑の葉 木々は去年と同じなのに、この一年の人間社会…

冷凍たこ焼き

冷凍たこ焼きを外はカリっと中は じゅわぁ~となる焼き方がありますが、端から そんな面倒なことはしなくて お皿に乗せてラップをしてレンジでチン ふわふわでじゅわぁ~ 小皿に「めんつゆ」を入れて お湯を少し注ぐ 即席『明石焼き』の出来上がり❗ ほわほわ…

転生

毎年、我が家の庭の片隅に野良植えの紫蘇(大葉)が群生している 刺身の付け合わせに、納豆に刻んで混ぜたり、天ぷらにしたり、大葉をふんだんに使って食卓に彩り香りを運んで貰ってる 行きつけの魚屋(魚一)さん コハダを捌いて酢〆にしたのを買って来て …

大人の雰囲気

大人の流儀 作者:伊集院 静 発売日: 2016/08/17 メディア: Audible版 僕自身が僕という木を伐り倒したのが1986年 34歳の時だった その当時サントリー・オールド ウヰスキーのCMに作家でエッセイストの村松友視氏が起用された タンブラーに注がれたウヰスキ…

半助

最初に運ばれて来たのが冷たいお茶と「骨せんべい」 注文は一匹入っている「うな重」 左には「肝吸い」椀があり、重箱の蓋を開けると「蒲焼き」がご飯を覆っている 向こうには小皿に香の物(胡瓜の塩揉み) 関西の鰻の捌き方は頭を落とさず腹開き 「白焼き」…

ちりめん山椒

山椒の葉っぱが淡から濃になると愛らしい実をつける 我が家には3本の山椒の木がありますが、どれも実をつけず 去年、初めて実山椒を戴き「ちりめん山椒」を作り 珠玉の逸品となりましたので今年も無理を承知でお願いしました 去年の実山椒は茹でたのを戴い…

海蘊(もずく)

このスマホで「もずく」と打ち込むと『海蘊』という字に変換される 元々はホンダワラ等の藻に付くから「藻付」という字だと思っていましたが、「蘊蓄(うんちく)」の「蘊」を使って「海の蘊」だとは意味深である ところで、この地域の「藻付」は太いので「…

いぎす豆腐

今治・越智郡地域の郷土料理 海藻の「いぎす」を天日干したのを生の大豆粉をだし汁で煮溶かし、寒天のように固めた料理 昨日、知り合いから その「いぎす豆腐」を戴きました 2~30分冷凍庫で冷やし 小鉢に切り分け 梅干しと大葉を刻んだのを乗せて戴いた …

てんぷら 山の下

現代の作家も以前の作家も、缶詰めになって執筆するのが『山の上ホテル』 痛快娯楽作家の浅田次郎氏も「山の上ホテル」の間取りや料理屋を模した作品もあります その『てんぷらと和食 山の上』 一度は宿泊して行きたい店です 叶わぬ夢なので、今晩は僕が「天…

アヒージョ

昨晩は小型の卓上電気調理機(鍋・鉄板焼・たこ焼き)の「たこ焼き」機で『アヒージョ』を食した たこ焼きが7個しか焼けない小さな調理機具 そこにオリーブオイルと岩塩をちこっととニンニクのスライス 具材は「エビ・アスパラ・スズキ・ミニトマト・茹でた…

そこそこ

今回の騒動で「働き方改革」とか「新しい生活様式」なる言葉が政府が発表し出した❗ 近い未来から、今回の騒動を振り返ると、「あの騒動が産業革命の引き金だった‼️」と 労働・教育・医療・生活等 国民の根幹に関わることが大きく変容するように成る❗ 地方か…

日常

毎晩、浴びるだけ飲んで寝るだけだから、目覚めは とびきり早い 所謂、アルコール性早朝覚醒 先ずすることは湯を沸かして茶を煎れる 湯船の蛇口を開いて溜める 冷蔵庫を開けて、朝食と自分のお昼の弁当のメニューを考える ウッドデッキに出て煙草を一服 サン…

健康と家

土曜日(2/8)、大角海浜公園という場所で「冬キャンプ️」を挙行した 前日からテント️を張ってた お陰(⁉️)か 海風が真正面から吹いていた 食事のメニューは「焼き鳥」に「おでん」に「焼きそば」に「おにぎりと玉子焼き」 焚き火をして、ミニコンロで早…

百人一首

我が家には四万十川の上流で作られている天日塩の「山塩小僧」 この塩は高知市内の「ひろめ市場」内にある赤牛のステーキ屋が使用していたのを教えて貰い 四万十川の上流まで行き購入した塩 それに、海藻のホンダワラを煮詰めて作った「藻塩」 百人一首の9…

ポン酢

漢方の基本的論考に『五行』なる思考がある その中の一つに「五味」 肝⇒酸・心⇒苦・脾⇒甘・肺⇒辛・腎⇒鹹(かん) 要するに、肝臓には酸(酸っぱい)が必要 故に、酒呑みは「ポン酢」を求める 「ポン酢」も柑橘類に拠って酸っぱい度が変わる スダチ⇒カボス⇒ユ…

簡古素朴

千利休の茶室と云えば京都山崎の『妙喜庵待庵』 広さというより、狭さは二畳 権力者は「洋の東西」問わず豪華絢爛が好みですが、敢えて利休は真逆の小間の居を構えた 秀吉の逆鱗に触れるのも納得 豪華絢爛(けんらん)⇔簡古(かんこ)素朴 ご多分に漏れず、…

「え」もいわれぬ

屋台のラーメンの愉しみは、あの気安さ、気休めであろう さほどの期待も持たず、気楽に暖簾をくぐれる 酒の〆で行くラーメン屋は店主の意地や拘りを捨てて如何に然り気無く提供するか⁉️ どうせ酔っ払いが行くのであって、そこの味がどうだか⁉️ こうだか⁉️ ご…

茂園餐廳

僕のアルコールは九分九厘が日本酒で残り一厘が白ワイン 以前、神戸⇔台湾のクルージング(10日間)の折りの酒には苦労しました 日本酒は寿司屋の中以外にはなく、それが一合 1000円(⁉️)を越えてた 一日中 飲むのだから べらぼうな料金となる そんな…

台湾語

台北の「YMCAホテル」の前は露店商のような小さな店が軒を連ねています 何処かで食べよう❗となり、店に掛かっている看板メニューを眺めながら、連れと漢字を見ながら「あれは何やろうか⁉️」と話してたら、若い女性が日本語で「あれはチーズですよ❗」と 『起…

口癖

僕の口癖は、「言っちゃぁ 悪いけど‼️」 と、言ってから 言ってはいけないことを言ってしまう❗こと 作家の阿川弘之氏(阿川佐和子女史の御尊父)の口癖は 「泣きたいほど旨い❗」 と 「死にたいほど不味い」 ところで、10月に入ると待ちに待った『河豚』の…

海鼠(なまこ)

今は今治市に組み込まれましたが、以前は波方町の森上と喚ばれてた地区がありました 冬に真蛸を釣りに出かけて海が荒れてると、防波堤内で「海鼠」を突いて捕ってた❗ 深さ2㍍ぐらいですし、海鼠は全く動きませんから いくらでも捕れた 今治では「鯛の炮烙焼…

隠岐の島

家主人が釣竿も釣糸も垂らしていないのに釣り上げて貰い 酒樽で飼い続けてくれて42年 家主人の郷里は島根県隠岐の島 一番大きい島が韓国側に近い「島後(どうご)」の港の「西郷」 この西郷港から離れること20㍍のところの家(元旅館)が実家 里帰りする…