俳句
糠漬けをし出して2カ月ほどになる 朝夕2度ぬか床を混ぜる 茄子にキャベツに人参に大根を漬けている 毎朝、食卓にそれぞれの糠漬けが乗る 夏場は大体半日で漬かる 旅行に行く折りはぬか床を冷蔵庫に保管している ぬか床を注ぎ足して実に旨い❗️ 醗酵されるこ…
朝晩の空気や虫の音、それに南の空にオリオン座が見えるようになった この季節になると いつも思い出すのは良寛禅師 良寛さんの「天上大風」という字を見ていると俗世を離れ悠々と天上界で遊んでいるのを思い浮かべる 良寛さんの晩年の歌 「世の中にかかはら…
俳句と川柳の違いといえば季語の有無とか事物を風刺するものとか⁉️ ところで、「川柳」という名称は、人の名前に由来している 東京都浅草の公園に石碑がある「柄井川柳」という、江戸時代中期に町役人をしていた人物 「課題として与えられた下の句から上の句…
Lucy Thomas 「Hallelujah」を聴くと心に染み渡り自堕落な生活を送っている僕でも何かしなければ❗️となる‼️ それぞれの人にとって自分が過ごして来た時代の歌がある❗️ 僕にとっては中島みゆきの「時代」 煩悶と過ごしていた時に手を引っ張ってくれたような歌…
今治市の奥の背にある境内からは今治市街から「しまなみ海道」が一望出来る 樹皮が苔や地衣類に覆われている櫻の古木がある 古木の幹から芽吹いた櫻花 蒼社川沿いの櫻は開花したばかりなのに石清水八幡宮の櫻はほぼ満開 染色家・随筆家で人間国宝でもある「…
小さい頃、遠足の用意をされるのが嫌で嫌で仕方なかった リュックサックに お袋がお菓子を詰め込むのが❗️ 僕は甘いお菓子が嫌いなのに詰め込まれる 毎回、「要らない」と云ってるのに無理矢理詰め込む 水筒と弁当だけでいいのに 直ぐ横の川原には菜の花の群…
今年の四月初旬に京都を訪れた 金閣寺と龍安寺 石庭で有名ですが、その方丈の裏側にある手水鉢の「知足の蹲踞(つくばい)」 かつて茶室に入る前に、手と口を清めるために使われてた 中央に空いている四角い穴を「口」の字に見立てることで、上から時計回り…
気取ったところがなくて、庶民の目線で いろんなものを見ている この句なら聴いたこともあるかも 「菜の花や 月は東に日は西に」 食べものの表現も味わい深さを醸し出している この「醸し」を出した句が 「寂寞とは 昼間を酢の なれ加減」 酢は「鮨」、なれ…
夜中頃から雨が降り出した ウッドデッキに出て一服していると、軒先から はみ出てる干し竿に雨水が溜まって 今にも落ちそうになってた この雨水のことを古人は「玉水」と表していました 大数学者の「岡 潔」 晩年は俳人の松尾芭蕉と曹洞宗の開祖 道元禅師に…
夜中に目覚めて一服しにウッドデッキに出ると庭の樹々や葉っぱが濡れていた 朝 目覚めて夜明けの空を眺めていたら爽やかな風が通り過ぎて行った 明らかに秋の空 そう言えば、この間から「ツクヅクボウシ」の鳴き声も聴こえていた 漸く秋になったと思った今朝…
京都の奥懐・花脊の地で120年あまりの時を刻む 「野草一味庵 美山荘」 30年以上前に訪れたのは4月の終わり 部屋の縁側の直ぐ横下に小さな川が流れている 櫻は散っていると思っていたら花脊の春は遅く、川面に櫻花が筏のように流れ下って行くのが見れた…
今朝、あおさ海苔を採りに行ったのに小潮だったから干潟は現れず、 只々 沖を眺めていた 穏やかな凪いだ海 漸く、周りが春めいて来た 沈丁花の蕾が膨らみ出した この時期になると思い出すのが動揺の『春よ来い』 大正生まれのお袋が口ずさんでいた 「春よ来…
今日の今治市の干潮はAM6:48 我が家から干潟まで徒歩3分 干潟は淡くて僅かな緑色 近づいてみると『あおさ海苔』が4~8㌢に成長 あおさ海苔を摘まんで石から剥がした 今日の暇潰しは 『あおさ海苔の佃煮』 レシピを調べたら 「・あおさ…15グラム ・しょ…
今治市の西の山腹にある58番札所の『仙遊寺』 境内は標高300㍍のところにあり、今治市が一望でき、しまなみ海道の橋脚もはっきり見える また、境内の奥には『御砂踏霊場』があり、修行大師を中心に四国八十八ヶ所のご本尊石仏をおまつりし、足元にある…
我が家には、「日本の三香」と喚ばれている春の「沈丁花」、初夏の「山梔子」、秋の「金木犀」を植えて折り、季節の移り香を愉しんでいる この「金木犀」という字を想ふと、何故だか「金沢の犀川」を思い出す 犀川のすぐ傍にある雨宝院で育った室生犀星 若か…
稲穂の「穂」という字は「すい」とも読みます 花穂とは、花が稲穂のように、長い花軸に群がってつく花序 自生の大葉が白い花穂をつけている 実をつけて来年も そこら一面に芽を出すことでしょう 大葉の花穂を「穂紫蘇」として刺身の「つま」に この時期使わ…