2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 規範

「徳」という字の旧字体は「德」 新字体は「心」の上の横「一」を失くした 旧字体の「德」は心の上に「直」 「素直な心で行う」ということ 横「一」を失くしてから内的規範の「道徳」が消えてしまった昨今 外的規範が「法律」ですから、法律に「表現の自由」…

古事記

今、この歳になって初めて古事記を読んでいるんですが、高校時代に読んでれば もっと歴史に興味が持てたのに 「古事記」の成立は西暦712年 古事記は神に依る日本の国作りの記録ですから、神武天皇即位を紀元とする「皇紀」で表わすと1372年 都を奈良の平城京…

手仕事

漸く、塩野米松著の「失われた手仕事の思想」を読了 利便性・安価を追求した結果、手間の掛かる手仕事が消えて行く過程が記されている 昭和2〜30年代、家庭の中にあった諸々の物が一切合切無くなっていることに驚きを隠せない 炭・箒(ほうき)・盥(たらい)・…

一言半句

神奈川県茅ヶ崎にある作家「開高健記念館」の石碑に開高健氏の自筆の言葉が刻まれている 「入ってきて人生と叫び 出ていって死と叫ぶ」 有無を言わせず連れ出されたのが安倍晋三氏 「死」も叫べない暗殺 安倍氏が卒業したのは「成蹊大学」 この大学名の由来…

つきじ 近富

築地場外市場の入り口の角に店がある 10年ほど前に行って 鮪や鮭をしこたま買って送って貰った それから毎年 カタログが届いている こんな風に店の紹介をしている 「築地で創業60余年『天然・安心・真に美味しいもの』にこだわった天然の鮭専門店です 紅鮭、…

茗荷忌

今年も7月2日がやって来た 毎年、この日に我が家の野良生えの茗荷を収穫する 今朝、地面を手探りしながら漸く2個を収穫 茗荷は縦切りではなく輪切りにして水に晒して戴く 今年は今までにない異常気象 梅雨の期間の雨は異常に少なかった 川が濁流になったこ…

瀬戸の夕凪

梅雨が明けた途端、猛暑・熱中症という言葉が降り注ぎ渇水が目前に迫って来ている 僕が小さい頃は「日射病」だった いつ頃から「熱中症」になったのやら その昔、「瀬戸の夕凪」という言葉もあった 夕方に海と陸の温度が同じになり、風が止んでしまう 正に「…