2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

虫媒花

隣りの土手には菜の花に間違えられる「西洋からし菜」とか「雛芥子」に 内密の『・・』が自生してて白や黄色の蝶々や蜂が飛び回っている 内密の「・・」は朝来ると開花しているので急いで花弁を取り 受粉させている いつも思っているのは、何故 花弁には雄し…

知恵袋

古人の「言い伝え」や「行動」には知恵が一杯詰まっている 僕が小さい頃、近所のお婆ちゃんが縁台に収穫して来た蓬(よもぎ)を竹笊に広げて干してた 「艾(もぐさ)を作って お灸(やいと)をする❗️」のだと 疳の虫には「身柱(ちりげ)の灸」 赤ちゃんを抱…

この字の成り立ちは、「口と犬」で旧字は『器』であった いつの間にか、「器」は大きくなければいけないようになった 老子も、「大器晩成」なる言葉も遺している この「器」が大きく成るのと反対に『知足』なる言葉もある 『知足』を知るには、「器」は小さ…

竹林

春になると筍が食卓を賑やかす 最古の本は竹で造られ 中國に現存する「竹簡」は紀元前1250年には使用されてたと言われている このように竹は人類には欠かせない植物だったが、近年 プラスチック等に代わられて利用が激減し、山野に放置されて嫌われもの…

艸・人・木

いつの頃か定かではないが、朝起きると直ぐに『茶』を淹れるのが日課になっている こんな言い伝えがある 「 朝茶はその日の難逃れ」 「朝茶には福が増す」 「朝茶は七里帰っても飲め」 縁起なんぞは一切関わらないが朝茶の渋味は身体を目覚めさす 昔から『茶…

至れり尽くせり

春の山菜ですが あまり食されてないのが『虎杖(いたどり)』 「いたどり」の名前の由来は、若い葉を揉んで傷口につけると痛みを和らぐ効果があるからと 皮を剥ぎ取って噛ると酸っぱくて「すかんぽ」と呼ばれている地域もあります その「虎杖」が隣りの土手…

木を植えた男

フランスの作家ジャン・ジオノの短編小説 主人公が、人知れず荒野で植樹を続ける男「エルゼアール・ブフィエ」と出会い、男の活動により森が再生していく様子を回想として記した短編小説 この本を手にしたのは今から25年ほど前 僕が畏敬している『森敦』氏…

空の🎼五線譜

夜空を見上げていると星の列びに五線譜を引いて 星が奏でる 曲を聴いてみたい 自然に関心を向けると いろんな音が聴こえて来る 蜘蛛が糸を垂らして降りて来るのを観ていると 弦が擦れる微かな音が響いて来る 夕方に成ると鳥が「すみか」に帰って来る この「…

離婚

小さい頃、「西瓜の種を飲み込むと盲腸に成る❗️」と脅されてた いちいち西瓜の種を取るのが面倒くさかったので え~い 盲腸に成ったら 成った時よ❗️との思いで西瓜を喰らってた その頃、「種無し葡萄」も出回りだした 房ごと口に放り込み一気に 皮もまるごと…

糠漬け

玄米を購入して精米に行くと糠がおまけで出て来る 昆布に唐辛子を入れ塩を混ぜて糠床を作り キャベツの端切れを入れて朝晩 糠床を混ぜ、漸く糠漬けが出来そうになったので胡瓜とキャベツを漬けてた 今朝、取り出して食した 朝食は鮭の塩焼き 地生えの三つ葉…

interesting

絵描きの安野光雅氏が38歳の時 パリに行って出会ったシュベック氏が別れ際に「勉強があるから」と言われたので、「学校に行くのはimportant(大事)なことだからね❗️」と云うと わざわざ戻って来て 「勉強をすることはimportantではなく、interest(興味)…

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絵描きの安野光雅氏が38歳の時 パリに行って出会ったシュベック氏が別れ際に「勉強があるから」と言われたので、「学校に行くのはimportant(大事)なことだからね❗️」と云うと わざわざ戻って来て 「勉強をすることはimportantではなく、interest(興味)…