京都漫遊記 第2弾

 次の日、起きると娘が「近くにある煙草が吸える喫茶店を探したからモーニング☕️に行こう❗️」となった

 この日の予定は午後6時の日本料理店「藤井」だけが決まっている❗️

 扨、今日 これから どうするか⁉️

 清水寺の「茶碗坂」をそぞろ歩きしながら行き先を考えよう❗️となった

 久しぶりの清水寺

 登り坂に悪戦苦闘😰

 水戸黄門の主題歌が頭の中をぐるぐる回ってる

 「人生楽ありゃ苦もあるさ」

 ということは❗️

 「人生苦がありゃ楽もあるさ❣️」

 ところが、人生とは そんなに生優しいことは無い❗️と今回つくづく思い知らされた

 下り坂が実に不細工な恰好で歩いていることに気がついた😩

 爺さんが腰を屈めて歩いている姿

 ロボットのアシム君が歩いている姿

 膝は笑って、大腿四頭筋が泣いている

 登り坂も下り坂も辛い😰

 人生、歳をとると平坦が1番☝️

 ということで

 次に訪れたのは

 柳宗悦浜田庄司等と共に「日本民芸美術館」を立ち上げた

 五条坂にある

 「河井寛次郎記念館」

 ここで、生まれて70年間 抱えていた謎が氷解した

 この謎は次回の漫遊記へ

     寛翁

京都漫遊記

 

 京都中心部の老舗旅館と云えば「俵屋と柊家」

 道を挟んで両旅館が建っている

 その「俵屋旅館」に隣接している俵屋のギャラリー「遊形」

 その日の夕食を予約していたのが「hikari-yurari」

 その店は麩屋町にありますから、ホテルから ふらりと散歩がてらに歩いているとギャラリー「遊形」が目についた

 40年ほど前に友人から俵屋の石鹸を戴いたのを思い出した❗️

 早速、ギャラリーに入った

 流石に老舗旅館のギャラリー

 どれもが目を見張るモノばかりっあるが、価格は それなりで突拍子な値段でもない❗️

 最初に目に付いたのが湯呑み茶碗

 作家名は「辻村塊」

 湯呑み茶碗を手に取って撫でたり眺めたりすると「形」になっている

 若い方なのに形を知っている❗️

 思わず購入

 今夜の夕飯「hikari-yurari」

 「イタリアン食堂」とある

 娘が云うには、「食べれて飲める」と

 行って驚いた

 一畳ほどのワインセラーには200本ほどのワインがあり、その中に何本かソーセージの塊が吊り下げられている

 コース料理ではないから、娘が次から次へと注文

 その中に6種類のソーセージの盛り合わせ

 このイタリアン食堂

 従業員は誰一人居ず、マスター独りで切り盛りしている

 我が娘の「モットー」は「その店で誰よりも沢山呑む❗️」

 スパークリングワインで乾杯してから何種類かのワインをテイスティング

 僕は白、娘は赤ワイン🍷

 デカンタで注文

 出て来る料理に合わせてマスターがワインをチョイス

 実に出際がよく、8〜9人の料理を次々と出して来る

 デカンタを3本、それにそれぞれの料理のワインを飲んだ

 終わり頃になって目に付いたのがミシュランの2つ星

 娘が云うには「我が家で1番酒に弱いのがお父さん」

 ということで、そこからホテルに帰らされた

 娘と家主人はBARにいき飲み直す❗️と

 老翁酔い易く、学成らず😫

     老翁酔

三井ガーデンホテル京都 新町別邸

 

 急遽、京都行きが決まりホテルを何処にするか⁉️

 運よく予約が取れて、今 大浴場に浸かって ほっこり❗️

 ところで、宿泊施設に泊まり 風呂に入って洗い場に座ると 毎度 悩むことがある

 普通の人は誰も悩まないことが僕には若い頃から ずうっ〜と宿泊施設に泊まると悩んでいる

 我が家の風呂場では決してコンディショナーを使うことはない❗️

 ところが、宿泊施設(ホテル)に泊まる時、急にケチケチになり あるモノは使わねばならない❗️となる

 若い頃からの疑問は、シャンプーで 折角 汚れを取ったのに何でまた汚すのか⁉️

 次なる疑問は、コンディショナーは何秒、何十秒、何分⁉️ そのままにしておくのが正解なのか⁉️

 要するに そんなくだらないことで悩むなら、普段通りにすれば❗️ということになる

 しかし、しかしである❗️

 折角ホテルに宿泊しているのに何故 使わないのか⁉️

 こんな つまらないことが気になって仕方がない

    宿痾翁

蕪村

 

 気取ったところがなくて、庶民の目線で いろんなものを見ている

 この句なら聴いたこともあるかも

「菜の花や 月は東に日は西に

 食べものの表現も味わい深さを醸し出している

 この「醸し」を出した句が

「寂寞とは 昼間を酢の なれ加減」

 酢は「鮨」、なれは「熟れ」

 近江の「なれ鮨」を漢字で書くと「熟鮓」

 学生を京都の山科で過ごしたから琵琶湖には よく行ってた

 初めて「鮒鮨」を食した折りは あの匂いに閉口しましたが、馴れる度に 旨味が鼻から口に広がり 酒が胃腑に流し込むと匂いが鼻を抜けるのが堪えられなくなる❗️

 寂寞は「じゃくまく」と詠みます

 寂寞とは人さまざまに、時により場所により感じる静けさの境地
 
 蕪村は、寂寞(静寂)と昼間(喧騒)の揺れる関係を鮒鮨の熟れ加減で表している

 陽が傾き夜との間、黄昏時が来ています

 「黄昏は 

   黄泉に向かう

    一里塚」

                   黄昏翁

亥の子

 

 今朝、高校の同級生が石を抱えて入って来た❗️

 「家の木小屋に残っていた"亥の子さん"の石や❗️」

 60年ぶりに見た石

 今治地方では

「亥の子さん」のことを「ごうりんさん」と呼んでいた

 「ごうりんさん」の石の中ほどに溝があって鉄製の輪っかを付けて、そろに何本か縄を結えて皆で引っ張り上げて地面を搗(つ)いて穴を掘って行く

 その時に唄う歌詞は地域様々ですが、僕の記憶では

♪いーちぶ にーぶの木 三分―桜の しーぶの木 ごーよの 松の・・・・・♪
♪あら よ~い よぉ~い よいこりゃせ 。商売繁盛するように。 怪我や病気をせんように。 男の子が でーきるよ~にっ!♪

 大体、こんな感じだった

 あの頃、歩道は土だったし子供も沢山居たから 何度も搗いて大きな穴を掘るのが自慢となってた

 昭和も遠く成りにけり

     龍翁

喫煙

 

 僕は健康に関しては 一切 良いということを自分からはしていない❗️

 煙草🚬は日に二箱、酒は50年以上 休肝日はなく この歳になっても3〜4合を 箸休め程度の物を口にして呑んでいる

 当然、毎夜中 アルコール性早朝覚醒、そこで直ぐに2種類の催眠剤を服用

 運動も一切 お断り

 半径30mぐらいを動いて、焚き火をしたり、蜘蛛の巣を取り払ったり

 だのにである❗️

 家主人曰く

「親しき仲にも上下あり❗️」

 ということで、2か月に一度 病院に行かされ 検査 診察を受けさせられている😫

 こんな日常生活を送っているのに、検査数値は異常に異常がない❗️

 ところで、表題のことである❗️

 先月、家主人の御母堂様が危篤になった折りと お亡くなりになった時の2度 松江市の同じホテルに泊まった

 1度目は喫煙🚬ルームを頼んだのに部屋が空いていないとのことで別館の「2501」号室

 「2」は別館で「501」は5階の1号室という意味

 だから、喫煙毎に外に出て一服してた

 扨、2度目である

 今回も同じホテルにして、喫煙ルームを予約したら 有った😀

 前回 泊まった時と同じ男性の方が応対してくれた

 ルームキィを渡されて「別館の5階ですから❗️」

 エレベーターに乗り、扉が開いた

 ルームキィの部屋番号を見ると「2501」👀

 「この前泊まった同じ部屋や❗️」

 前回は禁煙ルームだったのに、今回は喫煙🚬ルームに⁉️

 ルームキィを突っ込んで開けたら、前回と全く同じでカーテンを開けると見える景色も同じ❗️

 違う❗️と云えば

 灰皿がテーブルの上に置いている❗️だけ😤

 要するに、禁煙🚭と喫煙🚬の違いは、灰皿の有無のみ

 某(シティ)ホテルの いい加減さに自分と重なって頷いてしまった

 要するに、「携帯吸い殻入れ」を持ってれば、僕が喫煙場所となる❣️

   抜け殻翁

 

 ベトナム(ホーチミン)に行くと商店の値段表に50kとか書かれている

 ベトナムの通貨は「ドン」

 先程調べると

 10.000ドンが¥56.22

 ベトナム🇻🇳の紙幣は1000₫ ・2000₫ ・5000₫ 10,000₫ ・20,000₫ 50,000₫ 100,000₫ 200,000₫ 500,000₫

 兎に角、「0」を数えなければならないから毎度 毎度 あまりにも面倒くさくて辟易する

 そこで、k=1000として簡略している❗️

 ですから、50kは50,000ドン

 ところ変わって

 我が日本のことである

 カロリーが書かれている時に全て「kカロリー」と表示されている

 この「kカロリー」が毎度 不可解で不愉快で仕方がない

 0.1kカロリーなる物などあるんだろうか⁉️🤨

 ということで調べてみた❗️

 有った❗️ 有った❣️

 モヤシ 1本が0.9gでカロリーは0.1kカロリー

 僕が云わんとしていることは

 「Kを無くせ❗️」

 モヤシ10本で1Kカロリー

 ベトナムは「0」を簡略化する為に「K」を付けた❗️

 全世界からカロリー表示の「K」を無くせば 凄くスッキリする❗️

プロジェクトK翁